だから早く君だけの僕になれ

ジャニーズとハロプロ

ジャニヲタがムビナナを観たはなし

 

 

アイドリッシュセブンを知ってからズブズブ沼に浸るまでの2ヶ月、自分用備忘録

 

 

 

▪️2023/06/11 (日)

この日わたしは、職場の元同僚ジャニヲタ と有楽町で待ち合わせをしていた。

待ち合わせ前に良質なミュージカルを観劇しいたくご機嫌だったわたしは、シアタークリエ近くの居酒屋で彼女と酒を飲みなから、ジャニーズの話に花を咲かせていた。

ただ最近、所調「自担」までいかないけど推しているグループとその周辺が荒れに荒れており、わたしはジャニヲタであることに少々嫌気が差していた。方向性の違いとか退所とか不仲とか陰謀とか女とか、そういうものにとにかく疲れていた。推しはずっとずっと真っ直ぐ明るく健やかで美しいアイドルを貫いてくれていたのに、それを悪く言われることがしんどくて、楽になりたかった。


そんなわたしに彼文が勧めたのが、アイドリッシュセブンである。

 

以前から彼女がアイドリッシュセブンを好きなことは知っていたのだが、それまで2次元に興味を抱いたことがまるでなく、話を聞いても深く興味をそそられることがなかった。

しかしこの状況で話を聞いているうちに、それはとても魅力的なものに思えてきた。


きっとアイドリッシュセブンは疲れない。自担のやることなすことにイチャモンをつけて大声で喚くアンリーはいない。方向性の違いで解散や退所をすることもないし、女ネタで無闇矢鱈に炎上しない。

漠然と、わたしにそんなことを信じさせた。


またその頃フォロワーが「ムビナナ」に狂っている様子がたびたび観測されており、初見によるレポ漫画がTLに溢れていた。

何気なく見かけたレポ漫画のひとつに「元来オタクであるわたしたちはアイドルの裏側を知らなくて当然なので、マネージャーを経験していなくてもムビナナを楽しむことができる」旨が書いてあり、なるほど…と思ったのをなんとなく覚えていた。


そこでわたしは彼女とムビナナを観劇する約束をし、翌日の仕事のため早めに有楽町を後にした。

 

▪️プロフィール

20代ジャニヲタ。小学5年生の頃嵐を好きになり、そこから12年以上ジャニヲタである。 関ジャニ∞ジャニーズWESTを経由し、現在は7MEN侍(ジャニーズJr.)を中心に応援しながらKing & Princeをチラ見したりジャニタレが出演する面白そうな外部舞台に足を運んだりしている。 高校2年の頃ハロプロに、大学4年の頃ニチアサにハマるが現在はどちらも茶の間以下である。

 

 

▪️2023/06/12(月)

㊗️マネージャーデビュー!🎉


せっかくムビナナを見るならやっぱりせめて顔と名前が一致するくらいまでは履修しよう!とこの日、自担である現役音大生ベーシストジャニーズJr.(本物)さんから名前をお借りして、小鳥遊黎として無事マネージャーデビューを果たした。

この日は仕事だったのだが在宅勤務をしており、また上記の彼女から「フルボイスだから自らもテレワークしながらの流し聞きで履修した(かなり意訳)」旨を伺っていたため、普段ヒルナンデスなんかを垂れ流して仕事しているわたしにはもってこいだ!とスピードラーニングに挑戦することにしたのだ。


だがこのあたりのことは正直あまり覚えていない。

7人がバスケしている時点では「いっぱいいるな〜覚えられるかな〜」と舐め腐ったことを思っていた気がする。マネージャーがオーディション時にひとりひとりの個性を丁寧に説明してくれたのだが、七瀬陸がとにかくすごくてとにかくヤバいことしか入ってこなかった。

それ以外で唯一気になったポイントといえば、マネージャーが社長に向かって「7人の侍のほうがかっこいいから!!!!!!!」と啖呵を切ったところだ。

 

…7人の侍、了解!!!


またツイートを遡ったところ、6/14 17:16にはこんなツイートをしていた。

…我ながら嫌なオタクすぎる、反省します。

 

 

 

▪️2023/6/15(木)


アイドリッシュセブンはすごい。


"自称"パーフェクト高校生(その自己肯定感の高さは一体どこから?)明らかに複雑な事情を抱えて全てを斜に構えているエッチなメガネめちゃめちゃ可愛いのに何故かコンプレックス拗らせたコミュ力おばけ施設育ちで生き別れの妹を探すのトンデモわがまま王子夢のために両親から勘当されてるぶっ飛びガチ御曹司陽気で軟派で超絶美形のハーフのオタク病気がちだけど超歌ウマの光属性光担当みたいな18歳(なお双子の兄を「天にぃ」と呼ぶ)がひとつのグループを組んでアイドルをしている。

 

普通にこわい。


そんな…シナリオゲームって好きなことはなんでもやっていいものなんだ…?!と心配になるレベルであらゆる設定が詰め込まれている。まだ更に3人と2人と4人のアイドルもいるしそれとは別で事務員さんも他事務所の社長も誰も彼もがどうやら訳アリらしい。


かなりこわい。


ここ数年のわたし的トップオブトンチキといえばミュージカル・ドリ〜ムボンボン(2021)であるが、そこでも同じように1組のアイドルグループが出てきた。しかしその作品に盛られる設定はせいぜい「頼んでもないのに何故か何もかもを引き受けてくれちゃう孤児院出身の元ボクサー俳優」「心臓移植待ちの弟(的存在)」みたいなものなので、なんだかおじいちゃんが可愛くすら思えてくる。


2次元って好きなことなんでもしていいんだ〜すごいな〜!!!(cv.七瀬陸)

と感動しながら、第2部以降に突入。

 

 

 

▪️2023/7/1 (土)

🌟ムビナナDAY1鑑賞🌟


体調を崩したりメンタルを崩したりアイドリッシュセブンのことを考えたりなんだかんだしてるうちに、いよいよムビナナ鑑賞の約束をした日を迎えた。

シナリオはこの時点で第3部の14章まで読んだ。

なんとかムビナナに出演しているŹOOĻの顔と名前を覚えたくて、仕事しながらとかシャワーを浴びながらとかドライヤーしながらとか、とにかくスマホを触らない時間の全てを捧げ無心でひたすら垂れ流していたので意外と情緖がブレることはなかった。

当日は昼過ぎの待ち合わせだったが夜通しどころか13時くらいまで寝ずにストーリーを進めていたので映画観ながら寝ないようにしないと…と思いながら出かける準備をし、どこからどう見てもアルタ前な背景で過去のIDOLiSH7をなぞるかのように曲を披露するTRIGGERを見つめる陸くんのモノローグで泣きながら電車に揺られた。

 

そしていざ!

以下ムビナナ覚えてるところだけ感想!

 

・OP

開演前アナウンスから作り込まれていてめちゃめちゃ可愛い。どこかで実際に行われているライブのライブビューイングを見ている気持ちになれて良い。あと最前花道横のオタクのペンラの打点が高くてかなり楽しそう、良い席引けてよかったね…!!!とニコニコになれた。

 

・MONSTER GENERATiON / IDOLiSH7

楽しい!!!可愛い!!!!!オタクは全員モンジェネが大好き!!!お前もお前もお前も、もれなく全員モンジェネが大好き!!!

みたいな気持ちになりとにかくテンションが上がった。ストーリーを進めるためのライブしかしてなかったので楽曲はほぼ未履修だったのだが、それでも聞き覚えがある曲だった。

ただよう空気が確実に盛り上がるライブの定番曲のソレ。分かりやすく耳馴染みのあるJ-POPで、どこまでも万能。OP曲はもちろん本編最後でもアンコール1曲目でもぜったいに楽しい曲で好きだなと思った。例えるなら嵐のA・RA・SHI、King & Princeのシンデレラガール 、ジャニーズJr.のライブならCDCG。


ところでこのムビナナ、わたしみたいに特に知識もないままサラッと観に行ってる新規がとにかく多い印象を受けたんだけどみんなこれ思わなかったですか?

 

 

 
…アプリのゲームとぜんぜん顔違う!!!!!!!

 


この子を観に行ったはずなのに

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この子がでてきた。

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き、きこりの泉…???????

 

 

 


キャー!♡♡王子様でてきた!!!♡♡♡えっこの子誰?!?!?!?!?!

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いや分からんて…………

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(↑のちの推し)

 

 

そ〜ちゃんさんが王子様すぎてメロメロメロメロになってる間にまともにコールもできないままモンジェネは終わってしまった。無念。

 

・MC / IDOLiSH7

えむしーとかあるんだ、すごい。OP映像とモンジェネのたった数分間ですっかり普通にアイドルのライブに参戦している感覚になってしまっていたので「7人ものメンバーがいるのに一切クロストークにならずみんながみんな綺麗なセリフをハキハキと喋っている…!」とちょっとウケた。会話の流れで立ち位置を移動して、曲フリまでに次の曲の立ち位置への移動がほぼ完了していたのがあまりに鮮やかで感動した。


・ZONE OF OVERLAP 〜

Bang!Bang!Bang! / ŹOOĻ

頑張ったつもりだったけど結局顔と名前があんまり一致してなかった。ŹOOĻが一生懸命悪行の限りを尽くしているタイミングだったからあんまり愛せなかったし。あとなんかアプリと顔違うし。

唯一分かる緑髪の子は義兄にあたる?天くんに何かのタイミングでボロクソに言われて大泣きしてた赤ちゃん(T . T)🫶🏻!というイメージだったので、一生懸命かっこつけてパフォーマンスしてて偉いねえメロメロ♡♡♡になった。ごめんなさい。

それ以外の子はほんとうに分からなかったんだけど、スクリーンに映る白髪垂れ目の女みたいな子がかわいい〜〜〜〜!!!!!!きみが僕の推し!!!!!!!!と思いながら見た。

 

・DAYBREAK INTERLUDE 〜 Last Dimension / TRIGGER

わたしが読んでいるのがちょうど事務所を退所してドタバタしているタイミングだったので、なんか落ち着くところに落ち着いたみたいでよかったね………!と思った。

DAYBREAK INTERLUDEはサビの振り付けが真似しやすいしノリやすくてかなりいいな〜と思った。なんでかこの曲は聞き覚えがあったのでデビュー曲かと思いながら観てたんだけど、あとからセトリ見返したらぜんぜん違くてびっくりしたし作曲が小室だって知ってひっくり帰った。


わたしはこの日、たくさんアイドルがいて決めきれないなりにとりあえず推しは天くんかな〜顔可愛いし🎶🎶🎶の気持ちで天くん=メンカラピンク?の知識だけを頭に叩き込んで劇場に向かったのだが、TRIGGERのパフォーマンスを観ながらふと気付く。


ここまでで顔カワイ〜〜〜!大好き大好きメロメロリ〜〜ン🫶🏻🫶🏻になった男👉🏻壮五、巳波、天

 

色素薄くて細身でメスくさい……いくらなんでも金太郎飴すぎる………!!!顔面の好み素直すぎてあまりに恥ずかしい………!!!

(後に公開されるこのラビチューブでわたしのようなオタクは5万といるのだろうなと知れたので今は何も怖くないです)

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あとモンジェネにバックダンサーが付いててそれだけでもかなりの衝撃だったのに、TRIGGERの2曲目でまさかの女性ダンサーが出てきて宇宙猫になった。え、わざわざ外注の女性ダンサーなんかつけなくてもŹOOĻの白髪のお姉さんみたいな子に踊ってもらえばよくない…? けどメンバーがメンステ下段とかセンステとかで歌っている間ずっとメンステ上段で踊っており一切の絡みがなく、オタクへの配慮を感じられたのでよかった。未然に防げる炎上は未然に防ごう!

 

・NO DOUBT 〜 Re-raise / Re:vale

圧倒的覇者!!!!!!!!ぜんぜん攻撃的じゃないのに、強くて気高くて美しくてかっこいい。抜群の安定感と隠しきれない貫禄、ジャニフェスのKinKi Kids先輩を思い出した。絶対絶対Re:valeには「心配性すぎなあなたは〜電車に乗せるのを嫌がる〜」とか歌ってほしい。

1曲目が終わったあと、ここから30分MCやるよォ〜🌟とか言い出すからやってー!🫶🏻🫶🏻🫶🏻の気持ちとRe:valeってMC長すぎて会場の照明落とされるタイプのアイドルなの?!?!という衝撃が同時に襲ってきて不思議な感覚になった。(ジャニーズにはMCが長すぎてスタッフに照明とマイクを落とされるグループがある)(Re:valeは綺麗にMCを纏めていて素敵だった)

あとRe-raiseの曲フリ直前、百が立ち位置につきながらアリーナ前列にチョチョイっと手を振ってその一帯が小さくキャッ♡と沸いている描写があって、ライブあるあるだよな〜〜〜!と大興奮した。ここまでずっと、こういう小さなところまで細かく丁寧に大切に「ライブ」というコンテンツが作り込まれていて、この頃には既にもう1回観たいな…と思っていた。

またRe-raise曲中、メンステにゆ〜っくりなスライドアップで真っ赤で厳かなドデカソファが登場して笑顔になった。ソファ使う演出ってオタクは全員好きだし。

かと思ったらキメで10秒もないくらい座ったあと、2人がスクっと立ち上がってちょっと喋ったかと思えば普通にスタスタと下手に捌けていったのでかなり面白かった。(しかもこのスライドアップ機構はこの後2度と使われなかった、もったいない…)

このソファの話を観劇後に同行者に話したところ、「Re:vale×ソファは割と定番の組み合わせ」「恐らくそれなりに高齢な中のひとがリアルライブをやる際の体調への配慮(意訳)」と言っていて大笑いした。

どうやら中の方は50近いらしい。声優さんの知識は皆無だけど声優さんなのにアイドルまでしてくれるなんてすごい。ありがとうございます。

 

まあわたしがこのライブの演出をするならRe-raiseのバックには楽器構えたIDOLiSH7つけますけどね!!!アイナナイトを無駄にすな!!!(突然のマネージャー自我大禁止!)


・映像

SFみのある黒背景にアイドル様のプロフィールと写真が順に表示されていてプラチナデータを彷彿とさせた。個人情報とか書いてない…?と心配になる。

Re:vale先輩の衣装チェンジタイムかな?!次シャッフルユニットでもやるのかな?!?!とワクワクしていたら普通にIDOLiSH7が出てきたのでアレ?となった。わりと長尺で、あの映像はなんの時間を想定して組み込まれた演出なのかかなり気になる。(いま書きながらメンステの撤収かな?と思ったけど次曲はIDOLiSH7の客降りからはじまってセンステ→メンステというように使っていたのでほんとうに分からない。)もし公式設定があってそれを知っている方がいらっしゃったらよければ教えてください。

 

あとIDOLiSH7が一旦捌けてから出てくるまでに体感30分くらいあるし環くんには楽屋で王様プリン食べてうたた寝して出トチりかけて"アイドルみんなが物真似できる某怖い振付師さん"と和泉一織さんに大怒られして10周年とかのタイミングでMCのネタにしてほしい。(ここまで一息)


・NiGHTFALL / IDOLiSH7

客降りがあってびっくりした。DAY1(=初日)だしこれは終演後かなり荒れるぞ〜…そもそもここまででŹOOĻとRe:valeはセンステどころか花道にも踏み出していなかった気がするのでこんな短い客降りでもオタクは大狂いするんじゃないかな…とかなり不要な心配をしてしまった。

 

ところで衣装がすっごくかっわいい!!!!!!!この曲のための衣装すぎる。夜空モチーフでほんとうにほんとうに可愛い。映画終わったあとのわたし、居酒屋でビール飲みながらこの衣装の話10回くらいしたとおもう。

ムビナナを見ていて事務所ごとに衣装もなんとなく特徴があるなあと思ったけど、小鳥遊事務所はただでさえ人数が多いのに2着目も3着目も使ってる布の量がダントツで多い印象で特に好きだった。ジャニヲタは全員布が多い衣装が大好き。特にナギにスカートみたいな衣装着せたひとにお中元贈りたい。スタイルのいい王子様にあんなに優雅で綺麗な衣装着せちゃだめ。直視したら溶ける。かっこよすぎて。


あとNiGHTFALLめちゃめちゃ良い曲!

黎明に〜みたいな歌詞があって呼んだ???と思ったけど当然呼ばれていなかった。


MEZZO"のときはあまり感じないけどIDOLiSH7の環くんの歌声がとても好きだな〜とおもう。全員のユニゾンだと綺麗に馴染むのにソロパートとか数人のパートだとかなり異質で重ためのパンチがあって、下中心にハモもこなす歌唱力要員にも癖の強い飛び道具要員にもなれるのがアツい。ハロプロにいたらこの子ぜっっったい人気ある。環くん、ハロプロ入って女子アイドルしようぜ!

 

・STRONGER & STRONGER / ŹOOĻ

背中を向けて歌う演出が斬新。背中で語る男たち、この背中に付いていけば間違いないと思わせてくれる男たち…。イメージ映像と相まってすっごくかっこよかったしムビナナだったらこの演出はぜんぜんいいと思うんだけど、ただリアルライブだったら普通に顔が見たいかなとは思った。やっぱりアイドルなので…顔を…見せて…。

 

・Journey / Re:vale

熟年夫婦のお散歩デートかな???百さんニコニコでかわいい〜妖精さん(T . T)🧚🏻‍♀️🌟!曲も演出も穏やかであったかくて好き。千さんの顔面ってぜんぶ直線で刺すみたいな冷たさがあるけど、隣に曲線の百さんが立つことでまあるくなって中和する感じがいいと思う。一生一緒にいてくれや。

あと客席上に虹がかかる演出がとても綺麗で2次元スゲ〜〜…!と劇場で感動した。

ら、どうやら3次元でもできるらしい。

後から下のツイートをたまたま見かけてふつうに大感動した。

 

・BEAUTIFUL PRAYER / TRIGGER

天くんのエッチな衣装はなんですか???エッチですね???ありがとうございます???(大混乱)

なんとなく設定的にTRIGGERがいちばん歌ダンス魅せ方諸々パフォーマンスのスキル偏差値高いのだろうなと漠然とイメージしているんだけど、それでもわたしがTRIGGERのオタクだったらまず他Gには顔面偏差値の高さでマウントとるな〜と思った。TRIGGERってダントツで顔がいい。


・Incomplete Ruler / 七瀬 陸、九条 天

完全に知らない曲だったんだけど、すごくよかった〜〜…!!!!!アイドリッシュセブンって天陸を一切出し惜しまないところがほんとうに良い。オタクは全員ちょう嬉しい。(特大主語ダメ絶対)向かい合って手の平を合わせて見つめ合って歌う天陸、普通に見せてくれるんだ?!?!とコンテンツ力(ぢから)にびっくりした。

あとこの1曲のためにお揃いの衣装を別で用意せず、それぞれバラバラに自Gの衣装を着ているのがジャニヲタのわたし的大喜びポイントだった。TMDとかカウコンとかのシャッフルコーナーみたいでワクワクする。合同コンの醍醐味!!!こういうのが見たかった!!!ありがとうございます!!!!!


曲終わりに流し目を残してそっと捌ける天くんとメンバーに名前を呼ばれて嬉しそうに手を振る陸くんの対照的な表現に白目をむいた。この先このふたりの線が交わることはあれどもうきっと…きっと2度と、平行にはなれないんだな………誰だよこんな演出考えたひと………絶対絶対許せない………もっとお金を払わせてください………。

(これ書いてる途中にストーリー6部まで読み切ったんだけど、ミュージカルの劇中歌で観客とのデュエットを目指した演出がなされていてさすがに無理だろと思った。え、無理でしょ…)


・TOMORROW EViDENCE 〜 Pieces of The World 〜 Welcome, Future World!!! / IDOLiSH7 & TRIGGER & Re:vale & ŹOOĻ

あけましておめでとうございます!!!!!

圧巻〜〜〜〜〜!!!!ぜったいに年越した。


ただIDOLiSH7がずっっと真ん中にいるので、年功序列とかないのかな…?アイドル当人同士は仲良しだから!で許しあえたかもしれないけど普通にオタクが荒れない…?と結構本気で心配しながら観た。わたしがRe:valeのオタクだったら終演後ぜったい文句言ってるので、ムビナナに通ってるRe:valeのオタクってかなり偉いしかなりすごい。これが覇者のオタクの余裕…担タレってことですかね。21-22のカウコン/王子様選抜のくだりみたいに、そ〜ちゃんは後日ラジオで「ほんとうはRe:valeが真ん中に立つべきだった」話をしてください。


・そのほか

ステージ構成がかなり気になった。

メンステが上段・下段の2段に分かれて幅広な階段で繋がっていて、かなり奥行きがありそう。

モンジェネで可愛い!!!と思ったカフェのテラスみたいな明るい緑に溢れたセットは実はセットではなくイメージ映像で、つまり2段分の床、階段、背景、演出で幕のように使われるものまでメンステの全てがサイネージで構成されていた。(後日DAY2を見た際に気付いたんだけど恐らく花道もサイネージで出来てた。)あっという間にセットチェンジが叶うから3秒の暗転でガラッと会場の雰囲気が変わるのが圧巻で、でもかなり金かかってるな〜と怯えた。ムビステやトロッコを作ったりお城組み立てたりするのとシンプルだけど全面サイネージで舞台構成するのとでどっちがお金かかるかは知らないけど、チケ代13000円とられてもこのセットならまあ仕方ない…ってなる気がする。引きの画を見た感じスピーカータワーとかでイメージ映像が遮られることもなさそうで、腕のある演出家がいるな?!とおもいながら見た。

あとせっかく全てサイネージなのにそこに映るのは終始イメージ映像で、アイドルの顔を抜いたりしないんだ…?!外周どころかアリトロすらないのにさすがに後列人権なさすぎない…?!と心配になった。ジャニヲタなので。

 

 

以上、こういう感想を職場の最寄駅の安い居酒屋で酒を飲みながらバーっと語り尽くしたこの日のわたしはたいそうご機嫌に帰路についた。

 

 

 

 


▪️2023/7/8(土)

 

また絶対観たい!と思いながら劇場をあとにしたものの、ムビナナ(Day1)を1度観たことでひとつの目標を達成しなんかちょっと完結しかけていたわたしの中のIDOLiSH7に、新たな男が現れた。

 

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え????好きだが?????????どう考えても結婚だが?????

 

 

▪️2023/7/14

 

🌟ムビナナDAY2鑑賞🌟

 

和泉一織さん絶対結婚………!と思ったのは上の瞬間だけだった。和泉一織さんにフォーカスを当てた途端ただのプライド激高あざと不憫男であることが発覚し、あっという間にリアコ枠からだいすきオモロ枠にスライドしてしまった。

ただわたしはぜったいにこっちの和泉一織さんのほうが好きなので、一織が見たい…!の一心で仕事の合間にDAY2を上映している映画館を探し大慌てでチケットを確保した。

なおこの日入場特典のA4厚紙を後日じっくり見たらサインが「「和泉一織」」表記でお前ってやつは…ほんとうに…!

サインが署名の男ってもれなくヤバい。これガチ。

 

この日はどうやらツイートOK上映会とやらが開催されており、仕事中にチケットを抑えたわたしは当然ペンライトを所持していなかったのでスマホ片手にムビナナを鑑賞した。

 

スクリーンから一切目を離さず手元の感覚だけでツイートしてたから後から見返したらかなりひどい。

訳:Re:valeの1曲目(激情)、かなり嵐っぽくない?後期の嵐

なんとなく嵐のツアー「Japonism」の「マスカレード」を思い出したから上記のツイートなんだけど、言葉が足りなすぎてウケる。この曲マスカレードみたいにスタンドマイクで踊ってもめちゃめちゃ映えそうでいい。

 

それな。

 

 

 

 

ツイートを読み返したらこの頃からIDOLiSH7の話ばかりしている。

楽しそうでイイネ!

 

 

 

 

 

こうしてせっせと水道橋に向かう電車の中、入場後から開演までの暇つぶし、昼公演と夜公演の間、などの隙間時間を見つけてはこのブログを書き上げたので、令和を生きるもう1組の7人の侍の夏の終わりとともにこのブログも終わろうと思います。

 

そ〜ちゃん、令和を生きるもう1組の7人の侍のアイドルだよ

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(映画館に売ってたので買ってみたアクスタ)

 

 

 

 

 


あと6部まで読み終わったいま、過去のわたしに教えたい。

アイドリッシュセブン世界線のアイドルは真剣に応援したらたぶんわりと疲れる。

自担のやることなすことにイチャモンをつけて大声で喚くアンリーはそんなにいなそうだけど、オタクがマジで軽率にコロコロ心変わりするからちょっとイライラする。方向性の違いで解散はしないけど女ネタきっかけで諸々拗らせて退所もする。くだらない陰謀論みたいなものが蔓延ってアイドルが振り回されてるのは辛くて見てられないし、それが可哀想だからって地上波の大型番組のランキングにインディーズのアイドルの楽曲をムキになって投票するのは投票荒らし以外の何物でもなくてかなり痛くて更に見てられない。

 

いや〜〜わりとハードだよ。2次元でよかったね。あとチケ業しなくていいからかなり気が楽だね!!!

 

 

 

 

 

…ところで年末特番のMステスーパーライブでMEZZO"の衣装を着てMEZZO"として階段を降りたMEZZO"が速攻で捌けてMEZZO"の衣装にIDOLiSH7のジャケットを重ねてIDOLiSH7として少し照れくさそうに2度目の階段降りをする様を見るまでは絶対に死ねないのですが一体いつになりそうですか?

 

 

 


おわり。

 

 

渋谷すばるさんの退所に寄せて

 

渋谷すばるさん。

 

まずは21年間というとてつもなく長い間、ジャニーズ事務所でお仕事をしてくれてありがとう。関ジャニ∞の真ん中に、先頭に立ち続けてくれてありがとう。

21年、つまりわたしが生きたぶんだけ、すばるくんはジャニーズ事務所にいるのですね。21年、わたしみたいな平凡な人間が普通に生きるだけでも辛いこと、理不尽に泣きたくなること、諦めるしかないことに気付いて絶望したこと、たくさんあったのに。こんなに長い時間、ひとつの場所に身を置いて、きっと他より厳しい事務所に、雁字搦めにされたこともあったろうに。ただでさえ個の強いあなたが。

安田くんがこんなことを言っていたことを、今日思い出しました。

ルールはあったほうがいいと思うし、あったうえで遊ぶべきやと思う。ただ、ルールには少し余白があるというか…。例えば、破る人間がおったとしても、ある程度まではほったらかしてもいいんじゃないかって。多分、ホンマのルール違反はもうちょっと先にあって、そこを踏み越えそうになったら誰かが引き戻せばいい。ある意味、その余白の中で遊ぶんが、一番の遊び方なのかもしれへんなぁって。本当のルール違反を分かっている人だけしか、その線を飛び超えたらあかんけど。(中略)ルールって、それぞれ違うからね。友だち同士でも、会社によっても違う。だから今の環境でやりたいことができないなら、違うルールを持った環境に動いて自分のやりたいことを貫くのもありやと思うけどな。

ーTV GUIDE Alpha EPISODE I 

「型破り」とか「前代未聞」とか、そういう単語が似合う関ジャニ∞が大好きでした。安田くんの言う通り、関ジャニ∞はルールを破るのがとても上手だなあとわたしはいつも思っていました。いつもギリギリのラインでわたしをヒヤヒヤさせて、でもその度にカッケー!とも思わされた。

僕ら、普通のバンドではないですからね。ミュージシャンでも役者でもなく、ただ関ジャニ∞っていうジャニーズのアイドルなんですけど、

音楽と人 2017年8月号

なんか独特ですよね、アイドルって。特に日本はほんっとに独特で、すごくしんどい思いもしたことあるけど、それで生きてきた人間やから感謝は絶対あるし、誇りもプライドもあるんすけど。最近「すごいね、アイドルなのに」って言われたりして、アイドルをどんだけ下に見てんねんと(笑)。よう言うたな、ってすっごい思いますけど、

ミュージック・マガジン 特集 関ジャニ∞  2017年9月号

関ジャニ∞っていうアイドルやってます!」と叫んでくれたすばるくんが、「アイドル」に誰よりも拘ってくれてたすばるくんが、「アイドル」を舐めんなよという意思を見せてくれたすばるくんが。

アイドルを楽しんでくれているのだと思ってた。最近はカメラアピールが大好きだったよね。あざとくいつも同じ角度で黄色い声援を浴びては満足げにしていたね。みんなが踊る中ひとりダンスに手を抜くすばるくんのパフォーマンス、例えば今のサビの終わりで左右に飛ぶ振り付けとかは、あんまり好きになれなかったけど。でもいつもニコニコしてくれてたから。だから信じて疑ってなかった。

 

それでも「退所」、つまりアイドルを辞めるという選択をするしかなかったのならば。

退所以降、あなたがより生き易い世界に身を置くことができて、のびのびとやりたいことをやれることを、何よりも嬉しく思います。

 

 

グループで夢を見続けること、それは大前提である「それぞれの人生」をある程度否定することでもあります。

和田彩花(アンジュルム) 「皆さまへ」
https://ameblo.jp/angerme-ayakawada/entry-12366075751.html

4月5日、ハロー!プロジェクトのアイドル・アンジュルムのリーダーである和田彩花ちゃんがグループからの卒業を発表した際にこんなことを言っていました。

ようやく「それぞれの人生」と向き合う決意をした和田彩花ちゃんに、すばるくんの決断がなんだか少しだけ重なって見えます。

すばるくんは「それぞれの人生」をこっそり否定しながらグループで夢を見てきたはずで、でもすばるくんが「それぞれの人生」を選んだ4月15日、すばるくんが見てきたグループとしての夢は永遠に叶わないものになったわけで。

だから、お疲れ様でした。夢を叶えるのは難しいけれど、夢を諦めるのもまた同じように、いやもしかしたらそれ以上に難しいことだよね。ばしゃ馬さんとビッグマウスの映画の中で、夢の諦め方が分からないと、馬淵さんがボロボロに泣いていたけれど。花粉症で目薬をさしてから昨日の記者会見に臨んだすばるくんも、もしかしたらわたしたちの見えないところで、あのように涙を流したのかもしれないね。

アイドルとファンという関係は、誰よりも近いけれど、誰よりも遠いなとこういうときに思います。わたしがすばるくんに関して確実に知っていることは見た目だけで。あとは見たもの、聞いたもの自分の中で咀嚼して、頭の中で固めて作り上げた偶像(=idol)でしかない。もしかしたら、名前や生年月日だって本当は違うものなのかもしれないし、教えてくれた夢や目標も嘘だったのかもしれない。信じたいし、わたしは信じるけれど、わたしは彼の幼馴染じゃないから。彼の目を見るだけじゃ正直、本当のところは分からない。

 

しつこいほどに反対したと、或いは大好きすぎて何も言えなかったと、この日が来ないで欲しかったと、それでも背中を押すしかなかったと語るメンバーから見える絆に、安心したと同時に絶望した。メンバーはわたしたちのことを「エイター」と、有り余るほどの愛と親しみを込めて呼んでくれるけれど、所詮は蚊帳の外。すばるくんの退所は決定事項で、わたしたちはその決定事項の外側で、受け止めて、落ち込んだり、励まし合ったりすることしかできない。反対する権利は愚か、賛成する権利すら、わたしたちは持ち合わせていなかった。

 

わたしのたったひとりの自慢の推し・元モーニング娘。で、現在は女優さんとして快盗戦隊ルパンレンジャー VS警察戦隊パトレンジャーに出演している工藤遥ちゃん(とってもお顔が良いです)(これは宣伝です)が、後輩の卒業発表の際にこんなブログを書いていました。

ファンの皆さんも、いろんな思いがあると思います

ただ、一つ言いたいのは 彼女の人生で彼女の思いだから 時間がかかっても受け止めてあげて下さい

そこに救われる時って、めっっっちゃあるんだ

私も皆さんの優しさ、受け止めてくれた事に救われて、自信を持って歩き出せたんです。

工藤遥尾形春水ちゃん」
https://ameblo.jp/kudo--haruka/entry-12363791176.html 

だからわたしは、受け止めるよ。すばるくんの決断も、6人の決断も。時間がかかるかもしれないけど、お別れの場もないのにどうやって、って思うのも本音だけど、世界一愛おしいわたしの推しが言うので、受け止めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すばるくんに、関ジャニ∞に出会ったのは、2015年冬の元気が出るライブでした。大学で知り合ったエイターの友人に東京ドーム公演が定価割れしていることを聞き、当時嵐担だったわたしはそれならばと、軽い冷やかしの気持ちで同じく嵐担の妹を誘い、学校帰りに身一つで乗り込みました。

 

間に合わせで買ったタンバリン型のペンライトと、"ばしゃ馬さんとビッグマウスを見たばかりだから"という理由で、丸山くんと見分ける自信もないのに購入してみた安田くんのうちわを握りしめ、妹と「エイトのグッズは可愛くて羨ましいね」と話しました。正面天井という見晴らしの良すぎる席について、咄嗟にセトリを確認しては1曲ずつ違法アプリでダウンロードしてみました。勝手に仕上がれのコールの練習をしてみたりして、「言えない!早い!ぜんぜん言えない!」「ちょ!こんなおっきい声でセトリバレしちゃ駄目!刺される!隣のオタクも初見かもしれないじゃん!刺されるよ!」「えっエイトコールのスピード感やば!みんな息継ぎいつしてるの!」と大はしゃぎして、とにかく本当に軽い気持ちで、あの幸せな空間に居合わせた。

 

 

軽率だった。

衝撃だった。

 

帰り道、話題は「渋谷すばるとは一体何者なのか」で持ちきりでした。

 

当時のわたしの渋谷すばるのイメージといえば、坊主だったりロン毛だったり、なんかぶっ飛んでて、強面で、いつもカメラにガン飛ばして歌う、いつも眉間に皺を寄せて叫ぶみたいに歌う、キラキラジャニーズにはとても順応できてない人 というもので。なんでジャニーズに居続けてるんだろう…なんでアイドルなんだろう…って、テレビ、主に歌番組で見かける度に思っていました。今思えばカウコンでキャッキャとはしゃいでる姿を何度も見ているはずなのに、正直あまり印象に残っていなかった。

 

だから愕然とした。

この人が関ジャニ∞になってくれて本当に良かったと、心の底から思った。

 

東京ドームの真ん中で、天井突き抜けちゃうんじゃないかってくらいに響く歌声を。細くて小さな身体で、ステージの上に踏ん張って。魂削るみたいにして。

かと思えば、次の瞬間には女装してパンツ見せびらかしてドーム中の笑いを掻っ攫って。

松原.のこと、過去も現在も何一つ知らなかったのに、ステージの隅で楽しそうに幸せそうに音楽を紡ぐ村上くんと渋谷さん。

 

関ジャニ∞の中心に見えた。すばるくんがいるから関ジャニ∞があるんだと思った。東京ドームの空気を、関ジャニ∞の空気を支配しているのはすばるくんだと思った。すばるくんは関ジャニ∞になるために生まれてきたのだと思った。

 

だから、こんなことになった今、6人の関ジャニ∞もだし、関ジャニ∞でない、ひとりの男としての渋谷すばるが、わたしにはちっとも想像できません。

 

わたしはドがつくほどの新規のオタクだから、売れない時代の苦悩も、フラフラ期の葛藤も、その他諸々もなにも知らなくて、だから、だけど。

 

なんか、すごく不思議な感じで。帰宅途中の電車でこっそり泣いて、帰宅後につけたジャムコンの映像に今度は声をあげて泣いて(ドエム)、そのままふて寝して、また起きたときに、夢ぎゃなかったことに落ち込んで腫れた目で更に泣いたけれど、まだいまいち実感がないというか、心が拒否してるだけかもしれないけど、なんか、悪い夢の中にいるみたいな気分で。

 

 

 

 

 

 

アイドルは永遠ではないと、何度も思い知ってはその度に反省するのに、わたしはまた懲りずに、存在しない永遠を過信してしまう。もっと会いに行けばよかった、もっと気持ちを伝えればよかった。例えばわたしがもっとお金を落とせば、意見をどこかに投稿すれば、ひとつひとつのお仕事に細かくリアクションをとれば、違う道が選択肢があったかもしれないのに。悔やんだって過去には戻れない。分かってるのに、学んだはずなのに、わたしはまた馬鹿みたいにすばるくんを好きになってから今日までの時間を悔やんでいる。アイドルというものを好きになってから何度も何度も唱えた「明日は我が身」という言葉を思い知るたびに、絶望する。
 

やわらかな空気が運ぶこの時間が 永遠に続けなんて願わないから せめてあと少しもう少しだけ

不確かな日々に潜んだ確かな今を 明日も明後日もずっと繋いでいこう いつか永遠と呼べるまで

関ジャニ∞/元気が出るSONG

これからの僕にとって大きな恋だと思うから 大切にするよ この一瞬を一生

そしていつか変わればいいのにな 一瞬が 永遠に…

錦戸亮(関ジャニ∞)/stereo

永遠なんてないよと牽制してもいい でも僕はね光ってみたい共に 例え一瞬だけでも

錦戸亮(NEWS)/code

錦戸亮ちゃんの「永遠」という単語の捉え方がすごく好きです。永遠って、きっと信じるものでなくて、願うものだよね。それでもって、本当は存在しない。

「一瞬」を繋いで、積み上げて、積み上げて、でもやっぱり、元気が出るSONGで歌ったみたいな時間を永遠と呼べる日は来なかったね。NEWSを脱退して関ジャニ∞に専念することを選んだ錦戸亮ちゃん。事務所やグループの制限があるから作りたいように曲が作れないというジレンマを打ち明けてくれた錦戸亮ちゃん。それでもやっぱりジャニーズ事務所に、関ジャニ∞にいてくれる錦戸亮ちゃんが、どうか彼の願う永遠を手に入れることができますように。

 

 

 

 

そして安田くんが心配だ。自宅での転倒。背中の打撲。数日間の入院。会見に出席できないほどの怪我なのか。それとも本当は精神的ななにかなのかな。心配になるほどに優しすぎる安田くんだけど、周りを頼って、温めあって、慰めあって、たくさん泣いて欲しい。

「どうせ死ぬまで一緒」だと思ってた。ふたりは「音楽」というもので固く結ばれている、運命共同体だと信じて疑っていなかった。だから「音楽」というものを理由に、別々の道を歩むことになるなんて、なんか、変な感じ。

 

 

 

 

 

関ジャニ∞は、すばるくんがいるから音楽に拘っているようにわたしの目には写っていたから。

「大倉のドラムがいちばん好き」と言ったすばるくんの後ろでドラムを叩くことが好きだった大倉くん。

それぞれ孤独だったろうに、隣に立って共にメインボーカルを務めた錦戸くん。

すばるくんに歌ってもらうために、すばるくんのキーに合わせて関ジャニ∞の楽曲を作った安田くん。

フラフラにすばるくんを取られまいと、ベースに必死になった丸山くん。

誰よりもすばるくんの歌声のファンである村上くん。

すばるくんと一緒に音楽を楽しみたくて、トランペットを始めた横山くん。

わたしにはこういう風に見えてたのに。この退所は、6人がすばるくんの音楽を支えた結果、すばるくんに音楽を存分に楽しませた結果なのだなあと思うと、悲しくてたまらない。より音楽を追求したくなってしまったすばるくん、ついに脱退という選択しかできなくなってしまったすばるくん。とんだ皮肉だ。

 

けどそれが人生だよね。すばるくんの人生はファンのものでもなければ関ジャニ∞のものでもなく、すばるくんのものでしかない。

 

 

 

発表、会見、お疲れ様でした。

あなたを好きになってから、毎日が幸せでした。友達が増えた。行動範囲が広がった。生きるうえでの楽しみのひとつになった。モチベーションだった。

きっとたくさんのジレンマを抱えていたろうに、ジャニーズ事務所の、関ジャニ∞渋谷すばるとして、マイクを握り続けてくれて、スポットライトを浴び続けてくれて本当にありがとう。

夢を押し付けてしまってごめんなさい。過度な期待を寄せてしまってごめんなさい。きっと重荷だったでしょう。でも、信じさせてくれて、信じることのできる笑顔を見せてくれて、歌声を届けてくれて、ありがとう。

わたしはきっと、明日も明後日も、その先も、時々泣きながら、物足りなさを感じながら、それでも関ジャニ∞を、そして渋谷すばるを好きでいます。

 

だから、どうかあなたらしく。

世界で一番に幸せになってください。

 

 

 

 

 

 

 

最後にこれだけは言わせて。

すばるくんが一人の男として、悔いなく素敵な人生を歩めますように。

 

あとすばるくんの美味しいソロパート、安田くんにください。

We are MORNING MUSUME。10/5 @川口

 

 

 

わたしが世界一でいちばん大好きな女の子・モーニング娘。工藤遥の、最後の凱旋公演を見届けてきました。

 

ハルちゃん、よこやん、凱旋おめでとう!!!

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以下ツアーのセトリ・演出等のネタバレ含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モーニング娘。'17 コンサートツアー秋We are MORNING MUSUME。
10/5 @川口文化総合センター セットリスト


1 わがまま 気のまま 愛のジョーク
2 ナルシスかまってちゃん協奏曲第5番 (未発表曲)
3 気まぐれプリンセス
4 THE マンパワー!!! (updated)
5 What is LOVE?
<MC>
6 邪魔しないで Here We Go!
7 CHO DA I (未発表曲)
8 私のなんにもわかっちゃない
9 弩級のゴーサイン
<20周年VTR>
10 愛の種
11 女と男のララバイゲーム
12 1から10まで愛して欲しい
13 My Way 〜女子校花道〜
14 OK YEAH!
<MC>
15 恋は時に (未発表曲)
16 メドレー
16.1 セクシーキャットの演説
16.2 君さえ居れば何も要らない
16.3 A B C D E-cha E-cha したい
16.4 What's Up? 〜愛はどうなのよ〜
16.5 NATURE IS GOOD!
16.6 Be Alive
<MC>
17 友
18 スカッと My Heart
19 この地球の平和を本気で願ってるんだよ!
20 泡沫サタデーナイト!
21 Happy Night
<MC>
22 ここにいるぜぇ!

アンコール
23 若いんだし!
24涙ッチ


ダブルアンコール
工藤・横山挨拶

 

(もし万が一、このブログを読んでいるジャニヲタさんはじめ他界隈こ方がいらっしゃるようなら声を大にして言いたい。お気付きです?このセトリ、未発表曲が3曲も入ってるんですよ。オタクでもいやいや知らんがな!!!ってなるんですよ。つまり何が言いたいかって、知らない曲あっても大丈夫!!!オタクでも知らない曲あります!!!予習なんていらない!!!し、未発表曲を当たり前のように披露するあたり多分全く求められてない!!!!のでちょっとでも気になる方は軽率に足を運んでみて欲しいです!!!すごいから!!!音源よりライブ映像が何倍もいいのはハローに興味をお持ちの方ならご存知かと思いますが、そんなライブ映像より現場は何百倍もいいです!!!ぜひ!!!ちっとも怖くないです!!!わたしの右隣2人女子、左隣4人女子、右斜め前の2人も女子でした!!!もはや会場の半分近くは女子です!!!怖くない!!!ぜひ!!!)

 

 

 

楽しかった〜〜〜〜〜!!!!すごい!!!!ずっっっっと楽しかった!!!!ずっっっっとセトリ終盤の盛り上がる曲ラッシュ、みたいな気持ちで見てた。楽しい!!!!いま楽しい!!!!ってずっっっっと思ってた。

 

「What is Love?」時・まーちゃんの「どぅーの地元、行くぞ〜〜〜!!!!!!!」で始まった工藤と横山の凱旋公演。もちろん2人の地元であることに間違いないんだけど、まーちゃんにとってやっぱりどぅーは特別なんだなって、特別にしてあげたいんだなって思ったらそれだけで泣けてしまって、そこからずっと泣いてた。笑いながら。

 

 

 

そしてメドレーがバチボコ工藤遥無双だった…

 

譜久村・生田・石田・佐藤・工藤・野中・森戸でのユニット曲「恋は時に」。大サビで"未来は待ってくれない〜"的な(曖昧)ソロパートをもらっていて、なんだか卒業までのカウントダウンをしているみたいでとってもとっても悲しくて!

 

の後、みんなに背を向けてひとりで真ん中の階段を登って行く工藤。そんな工藤をトップに(センターに?)、メドレーに繋ぐ短めのアクセントダンス。

 

そして「セクシーキャットの演説」。敢えてなのかな?工藤遥の長めのソロパートがある2番が歌われます。

 

からの「君さえ居れば何も要らない」。これも2番のCメロが頭に持ってかれています。遥ちゃんが特に好きだと言っていた2番。

目ををキラキラさせて僕に語った君の将来図は ただ聞いてるだけで胸が熱くなり泣きそうになった 

モーニング娘。君さえ居れば何も要らない

これ、工藤遥のための選曲だよね???そうだよね???どう考えてもそう。何回聞いてもそう。

突然だけど、好きな曲の話をします♫

(中略)

君さえ居れば何も要らない/モーニング娘。

好きすぎる持ち曲
リリースした時よりも今の方が響きます
何より2番の歌詞が良すぎて....

ー[天気組]モーニング娘。'17 「No.music No.life 工藤 遥」
http://ameblo.jp/morningmusume-10ki/entry-12272715137.html 

これを亜佑美ちゃん、工藤遥をじっと見つめながら歌うんですよ。まじか。まじか…。

 

次に「A B C D E-cha E-cha したい」。言わずもがな工藤曲です。上手側行ってステージ中央一番前きてダッシュで階段登って…ってあちこち走り回って「DO!」に備えてしゃがみ込む遥ちゃん。御察しの通り、とても可愛いです。全力のDOジャンプ、そういえばわたし、現場でしたのは初めてかもしれない…?(記憶にない)

 

「What's Up?〜愛はどうなのよ〜」。サビ終わりの「愛はここにある」。このワンフレーズを、工藤遥を愛するメンバーと、工藤遥を愛するオタクに囲まれて、ど真ん中で、ひとり伸び伸びと歌うんですよ。愛はここにある。愛は確かにそこにありました。工藤遥の元に愛は集まっていた。工藤遥と工藤ヲタとが「ありがとう」を何度も何度も重ねて、それでも「伝えきれない」ともどかしそうな顔をするハルちゃんと、「ありがとうはこっちのセリフだよ〜〜」ってギャンギャンに泣くオタクと。2階の後ろから見てたんですけど、オレンジ色のサイリウムがたくさんたくさん彼女に向けられていて。オレンジとゴールドイエロー、っていうさいたまーずのメンバーカラーで埋まった会場を見て小田さくらちゃんも「暖かい色」だと笑っていたけれど、本当に本当に暖かくて、そこには愛があったし、愛しかなかった。

 

「NATURE IS GOOD!」はなんか、なんかずっとハルちゃんのソロパートだったよね???「愛はここにある」の衝撃が大きすぎてあんまり覚えてなかったんだけど。ハルちゃんずっとひとりで歌ってたよね?えっそうでもない?f:id:rrr_akyk:20171006001958j:imageまあハルちゃん=NATURE、みたいなところあるしね。ハルちゃんにたくさんパート与えたくなっちゃう気持ち、分かる!オバちゃんには分かるよォ〜〜〜!!!

 

 

メドレー以外にも、メンバーみんなで花道を作ってその真ん中にある階段をハルちゃんが登っていく演出とか、真ん中にいるハルちゃんからみんなが背を向けてバラバラに外側に歩いていく演出とか、ハルちゃんを囲んで回ったり、とにかく、ハルちゃんがすごかった。これ本当にWe are MORNING MUSUME。???工藤遥と愉快な仲間たち、じゃなくて???(…ごめん!ごめんなさい!やめて!叩かないで!だってわたしはハルちゃんしか見てなかったんだもん!推しがいる場所がセンターだからそう思っちゃうのも無理ないじゃん?!ごめんて!)

 

 

 

 

 

それでね、あのね、わたしようやく、工藤遥ちゃんのこと笑顔で見送ることができそうです。

 

今日の公演、けっこう終盤までどうしても「工藤遥の凱旋公演」みが強くて(贔屓目かもしれないけど)、卒業も相まってかビジョンに抜かれるのもハルちゃんばっかりで(贔屓目かもしれないけど)、最前と2列目とあたりはオレンジ色のTシャツばっかりで(これは本当に)、「2週間も前からずっと緊張していた」らしいよこやんは少し寂しい思いをしてないかなって不安になるくらい、工藤一色で(贔屓目かもしれないけど)。最初の最初にまーちゃんも「どぅーの地元」って言っちゃうし(笑)。最後の最後で「どぅーが大好きな人〜〜〜???」とか聞いちゃうし(笑)。

 

それでも「自分と後輩である横山の凱旋公演」であることをアピールし続けるハルちゃんが、頼もしくて、かっこよくて、優しくて、すごくすごく、大好きだなあって思って。

 

「地元公演といえば。みんなの憧れのセリフ。横山、言いたいよね?」「言いたいです!」

 

今まで自分だけが主役になれていた埼玉の地で、よこやんとふたりでちんまり手を繋いで「ただいま〜〜!!!!」って嬉しそうに叫ぶハルちゃん。今までずっとみんなに甘やかされて、嬉しい嬉しいとグズグズ泣いたときもあって、大好きなお姉ちゃんにいっぱいヨシヨシって頭を撫でてもらっていたハルちゃんが。いつまで経ってもピンク色のツヤツヤお肌の、よく笑ってよく泣いてよく食べてよく寝る赤ちゃんだと思っていたハルちゃんが。初めての凱旋公演に緊張するよこやんの手を引っ張って、リードしてあげているんですよ。そんなふたりを見て「可愛いものを前にすると涙が出る」と言いながら涙を流すお母さん・はるなんが「可愛い」と撫でたのはハルちゃんじゃなくてよこやんの頭で。

 

ハルちゃんは大人になったんだなあって。もう立派なお姉さんなんだなあって。そりゃやりたいことも変わるし、ひとりで決断もできるし、それを貫くだけの意思も力も持ち合わせているよなあ。

寂しくて、すっごい寂しくて、死ぬほど寂しくて。でもようやくはっきりと目の当たりにして、なんだか諦めがついたというか。ハルちゃん、本当に素敵なお姉さんになったなあと。

 

 

ダブアンは「遥」コールだったけど、ひとりで登場したハルちゃんはエンディングのツアーロゴが自分のメンバーカラーであることに触れたあとすぐによこやんを呼び込んで。 

 

「横山、おいで!」

 

「これからは横山の地元になります」「横山をよろしくお願いします」って、自分の最後を自分の最後だけで終わらせずに、同じ地元の後輩・横山を最後の最後までフィーチャーさせるハルちゃんの優しさが、わたしは大好きで大好きで大好きで、本当に本当に大好きなんですよ。

ハルちゃんはイケメンなんじゃないんです、ただドチャクソに心が優しいだけなんです。

 

ハルちゃんに呼んでもらえたのが嬉しくてか、グズグズ泣いてハルちゃんに掴まるよこやんを見て「もらい泣きするからやめて」って言いながらもハルちゃんは笑ってて。「次からはここにひとりで立つんだからね」「強くなってね」「頑張ってね」って言い聞かせて。

ハルちゃんの最後の凱旋に気を使ってか、足早に捌けようとするよこやんを「手くらい振りなよ?!」と引き止めて。

 

「感謝、感激、くどぅー、かんどぅー!」

って、最後にはいつもの、いつも以上の笑顔を見せてくれて。

 

ふくちゃんが「よこやんの初の凱旋がどぅーと一緒だったということは一生の思い出になると思うから」って言っていて。ずっと「工藤遥の凱旋」みが強かったと思っていたと前述したけど、こんなふうに先輩の優しさ暖かさ逞しさにはっきりと触れたよこやんは、きっと幸せだなあって、いい経験になっただろうなって。最後の最後にハルちゃんが思わせてくれて。わたしのモヤモヤを救ってくれるのはいつもハルちゃんだなあって、また好きが積もりました。

 

 

正直、グズグズな凱旋公演になるんだろうなってなんとなく思ってた。なんだかんだハルちゃんはまた、いっぱいいっぱい嬉し涙を見せてくれるんだろうなって、そう思ってたのはわたしだけかもしれないけど。

 

1滴の涙も見せずにハルちゃんはずっとずっと笑ってて。後輩に「強くなれ」とまで言えるようになってて。

 

わたしはずっとずっとグズグズ言ってたけど。卒業考え直して〜って言い続けてきたけど。(たぶんまた明日になったら言っちゃうけど。)

 

なんか、ハルちゃんのこんなに晴れやかな笑顔を見たら、この先もう、なんでもいいかなと思って。ハルちゃんが、自分で愛されていることをきちんと実感できる場所があれば、そこでニコニコしててくれたらそれだけで幸せだなって。なんならハルちゃんが呼吸をしているだけでそれはわたしへのファンサだなって。そんな風に思いました!まる!

 

 

楽しかった!すっごくしあわせだった!ハルちゃんのことばっかり見てたけど、モーニング娘。って最高だなって改めて思った!すっごく久しぶりの娘。現場だったから!(笑)

 

横山をよろしく、ってハルちゃんに言われちゃったから、ハルちゃんがいなくても、よこやんの凱旋公演には行かなきゃなあ(デレデレ)

 

f:id:rrr_akyk:20171006013117j:image

お疲れ様!!!!!ふたりともお顔が抜群に可愛いね!!!!!大好きです!!!!!

 

 

 

あと一応書いておきますけど、本日の公演内容に関してはわたしの記憶とツイッターに上がったレポだけを頼りに書いたつもりです。が、なにしろわたくし、物事をすぐエモーショナルな方向に解釈したがるタイプのオタクなもんで、妄想も入り混じってるかもしれません〜〜そこら辺は薄目で読んでいただけたら!

 

おわり。

 

 

さいたまーず 工藤 遥|モーニング娘。‘17 天気組オフィシャルブログ Powered by Ameba 

187.凱☆横山玲奈|モーニング娘。’17 13期・14期オフィシャルブログ Powered by Ameba

関ジャニ∞の3人の主演舞台を観た

 

有り難すぎるご縁がありまして関ジャニ∞の3人がそれぞれ主演を務める舞台を3本、ここ1週間で観ることができたので自分用の備忘録。と思ったのですが蜘蛛の巣のキスに関しては熱が入りすぎて何を言っているのか自分でもよく分かりません。がっつりネタバレ含みますので観劇を控えている方は注意をお願い致します

 

 

 

 

 

 

 

横山裕主演「上を下へのジレッタ」5/26昼

 

現実離れした美しいお顔をもったジャニーズ事務所のアイドル横山裕くんが、「全てまやかし 全ては虚構」「指が鳴ったら目を開け 望み通りの虚構の世界」と歌う。痺れる。カラフルでポップな舞台の上で、横山くん演じる門前だけが真っ白な肌を黒の衣服で包んだモノクロな存在で、それがより一層"虚構"感を際立たせているようだった。チエとジミーが歌うフェイクスターの曲も、まるで横山くんのことを歌っているかのよう。横山くんなんか本名ではなく芸名でお仕事をしてるわけだし、その時点で既にフェイクだもんね。虚構の天才…本当に、まさに天才…

ソファなどのセットはあるものの、グランドピアノやタンス?テレビ台?とかの大道具がイラストで、漫画から飛び出てきたみたいで可愛い。原作を読まないどころかあらすじすらまともに知らぬまま飛び込んだ劇場だったけれど、歌で分かりやすく説明してくれるからずっと楽しいし、どこからどこまでが"現実"で、どこからどこまでが"ジレッタ"なのか分からなくなるテンポの良さやぶっ飛んだジレッタも楽しかった。

横山くんの高い鼻と絶妙に歪んだ口角が皮肉めいていて、そんな顔つきの門前を中心に舞台全体が風刺のきいたセリフや曲をぐさぐさと投げてくるから身体も心もいっぱいいっぱいになる。わたしが観た5月26日は聖くんの件でなんだかザワザワとしていたのだけど、そんな日に「アイドル」と「大麻(だったかな?麻薬だったかな?)」という単語を並べた曲を歌われてしまってもう、もう!

門前は紛れもなく天才で、でも天才が故に常にひとりぼっち。このひとはきっと誰のことも信用できないし、信用しないからしてもらえないし、リエにあれほど縋るのも好きだからというよりは自分のピースがなくなって自分が完全じゃなくなるのが怖いからなのだろうなあと思った。既に記入済みの離婚届を唐突に突き出すくせに、突き出した相手に「お前の相手は俺じゃなきゃ務まらない」とか言っちゃう門前〜〜〜!!!リエ羨ましい〜〜!!!リエになりたい〜〜〜!!!

ジレッタ楽しい!虚構!妄想!最高!ってやってるうちに、いつの間にかジレッタに飲み込まれていて、気がついたときにはもう遅くて戻れなくて、突然地に足がつかないことに気付いて全身がスッと冷えていく感じ。戻れないから進むしかないけど、進んだ先には破滅しかない。もう飲み込まれるしかない。「つづく」が「終わり」に変わった瞬間、あまりにも恐ろしくて鳥肌が立った。

とっても怖くて、エグくて、でも最高に美しかった。

 

 

 

 

安田章大主演「俺節」5/29夜

 

すごい、やばい。(語彙力の欠落)

安田章大、あんなにすごい武器を隠し持っていたなんて。安田くんがあんな鋭い目をすることも、あんな声で歌うことも、知ってたけど、ぜんぜん知らなかった。安田くんの俺節がわたしのなかの安田くんをとっくり返したし、この安田くんの俺節が世間に伝われば世の中は簡単にとっくり返ると思った。すごい。安田くん、本当にすごい。いちばん最初のほんのわずかの歌声で場内の空気をグッと掴んで、そこから3時間強、舞台を隅から隅まで駆け回って、歌って、叫んで、吠える。自担が世界一誇らしくなった。

魂まるごと捧げるみたいにして3時間半コージとして板の上で生きる安田くんが、わたしは心配だ。そりゃ5kgも痩せちゃうよ。この舞台をこなすうえで必要以上に神経も体力もなにもかもをすり減らしていそうな安田くん。どうか、きちんと食べてきちんと寝て、体にも心にも気を使ってくださいと祈るばかり。それくらいハード。

痩せてひとまわり小さくなって、顎はシュンと尖っていて、そんなコージが東京に怯えて小動物のように大きな目をキョロキョロさせたり、落ち込んだり、へへって可愛く笑ったりするから軽率に母性が大爆発した。それなのにテレサとのキスシーン、ベッドシーンで露わにした太腿やテレサをぐっと支える腕は太くて力強くて頼もしくて。

自分の夢とオキナワとの友情、ふたつを天秤にかけて泣く泣く夢を選ぶコージを見て、安田くんもこういう風にアイドルとして生きるうえでいろいろなものを諦めてきたのだろうなと苦しくなったり、重荷になりたくない・テレサのためでなくコージ自身のために生きて欲しいと願うテレサのいじらしさにときめいたり。狭苦しいワンルームの隅で洗濯物を畳みながらコージの帰りを待つテレサの可愛らしさったら!可哀想で!可愛い!(なにも知らないコージの洋服にアイロンしてる手に涙零してそう!ってずっと思いながら見ていた)

オキナワはたぶん底抜けにいいやつで、適度に気が抜けているから強面なのに親しみやすくて。コージは臆病で、それなのに正義感に溢れすぎていて、さらに頑固だから面倒でタチが悪い。そんな不器用で生きるのが下手くそそうなふたりが、たまらなく愛おしかった。

ラストシーン、ギターをかき鳴らして土砂降りの中での俺節。コージがいて、テレサがいる、俺節、お前節。コージはテレサに伝えたくて全身で叫んで、テレサもコージに届けたくて目一杯手を伸ばして、ふたりだけの世界に降る土砂降りの雨はあまりにも壮絶で、目眩がした。エネルギーがすごい。3時間強の舞台の中で、何度も歌って叫んで全身振り回して身体も喉も酷使した挙句の最後の最後で、尋常じゃない量の雨に打たれてびしょびしょのぐしょぐしょになって、それであの声量とあの熱量であのクオリティの歌を毎公演歌っている安田くんの凄さに怯えた。

そしてわたしは、やっぱりどうしても安田くんが心配だ。あのテンションであのハードな舞台を1日に2公演もやるの?死んじゃわない?ご飯、ちゃんと食べてね。

安田くんを知れて、好きになれて、わたしはとても幸せだ。

 

 

 

 

大倉忠義主演「蜘蛛女のキス」6/1昼

 

トーリーだけでいったらこれがいちばん好き。終始色気を撒き散らかす大倉くんにひれ伏す。「紅茶?コーヒー?」「ん…コーヒー…」彼氏〜〜!!!!!!!

社会改革を目指す若き革命家のヴァレンティンと、未成年者への背徳行為で投獄されたモリーナのふたりぼっちの物語は、モリーナがヴァレンティンに昔見た映画の話を聞かせるところから始まった。

社会改革を目指す、つまり自分のためでなく社会のため・ひとのために生きるヴァレンティンに惹かれるモリーナの優しさに、ただただ絶望した。惚れたもんだから仕方ないとはこのことだよね。母親からの差し入れの食料や紅茶をせっせとモリーナに食べさせ飲ませるモリーナ。モリーナはヴァレンティンを陥れ、ヴァレンティンの所属していた組織の情報を聞き出すという任務を刑務所の所長から任命されていたが、ヴァレンティンを好きになったモリーナはいつしかそれができなくなり、彼を庇うようになる。食事に毒を盛られ体調を崩したヴァレンティンの看病をし、下痢をして漏らした大便の処理まで少しも嫌がる様子を見せないどころか積極的にしてくれるモリーナ。所長に呼び出されたモリーナが、母親との面会だとヴァレンティンに伝えるために差し入れとして所長に用意させるものは、どれもヴァレンティンのためのものばかりだった。毒を盛られることを知って「ここの食事はとらないほうがいい」とヴァレンティンに伝え、ふたつ用意させたチキンをふたつともヴァレンティンに与える。情緒不安定なヴァレンティンにきつく当たられ傷をつけられても、モリーナはヴァレンティンの全てを優しく受け入れ、きっといくつもの涙を飲み込んだ。モリーナは、紛れもなくヴァレンティンのことが好きだった。モリーナのヴァレンティンへの感情は、明らかに愛情だった。

ヴァレンティンは、どうだっただろうか。本当に、ふたりは惹かれあっていたのだろうか。

最初にヴァレンティンからモリーナへの好意を感じたのは、夕飯にオートミールを出されたときだった。ふたつ届く夕飯のうち、何故か片方だけ半分しか入っていないオートミールのお皿を、ヴァレンティンはモリーナに押し付ける。食事が届くのが遅い・お腹が空いたと直前まで駄々をこねていたヴァレンティン(お腹が空いたとごねるヴァレンティンはほとんど大倉くんだった)が、「モリーナはオートミールが好きだったろう」、「俺はこれで足りるから」、と。のちにお腹を壊したヴァレンティン(本気でしんどそうなのに、"腸が千切れるかのよう"のくだりにどこからともなく笑いが漏れるグローブ座)は、なかなか体調が戻らず目眩や頭痛に襲われる日のなかで情緒不安定になり、モリーナに手を握ってもらうよう頼む。シャワーを浴びることもできず痒みに襲われる身体を拭いてもらい、「もう痒くないから」と笑顔を溢すヴァレンティン。

ふたりは孤独だった。ただ母親にしか愛されたことのないモリーナはきっと生涯孤独で、しかし組織の情報がバレることを恐れ手紙を書くことさえできないヴァレンティンの孤独は監房の中でのみのことだった。惹かれあってしまうのは、必然のように見えた。寂しかったから、手近な体温が恋しかったのだろう。

体調が悪く目眩がするせいで文字が書けそうにないヴァレンティンは、モリーナに手紙の代筆を頼む。恋人へ「寂しい」「触れたい」「君が僕のことを考えていると思うと心が安らぐ」と語り続けるヴァレンティンのセリフ量、だんだんと憂と熱意を帯びる声色、好きな人の好きな人の話を聞きながらも心を無にするかのようにせっせと手を動かすモリーナ。大倉くんの演技の本気をいちばん感じたのがわたしはこのシーンで、モリーナの切なさも相まっていちばん好きなシーンになった。

所長にフルーツケーキを差し入れさせたモリーナは、ヴァレンティンに嬉しそうにそれを披露する。「なんだと思う?2回で当ててみて」と袋を見せ、匂いを嗅がせ、漸くウキウキと取り出したフルーツケーキと淹れたての紅茶を、機嫌の悪いヴァレンティンはひっくり返しダメにしてしまう。我に返って謝るヴァレンティンの「許して」に、「許すことなどなにもない」「何もなかった」と笑顔を作るモリーナはその直後、所長に呼び出された際にまた、フルーツケーキの差し入れをお願いする。なんて健気。

シクシクと泣くモリーナをヴァレンティンが抱くシーン、直前まで友達だと言っていたのに背中を撫で、目の上の黒子に触れられ、と少しずつ距離を縮めて最後にパチンと空気が変わるのが最高にエッチで、それでもヴァレンティンに抱かれることを望んでいたであろうモリーナと、まるで性欲の捌け口かのようにキスもせずに性急に事を運ぶヴァレンティン(尺の関係もあるだろうが)の差に落ち込む。わたしが。ベッドの軋む音とヴァレンティンの喘ぎ声だけが響いて、モリーナの声が少しも聞こえなかったのは、きっとモリーナがヴァレンティンを萎えさせることを恐れて我慢した結果なのだろうと思った。ヴァレンティンを導くモリーナの優しい声。「何が起こったのか分からない」とモリーナに背中を向けて呟くヴァレンティンに後ろから恐る恐る回される腕。「次ヴァレンティンがこっち(モリーナ)のベッドに来ることがあればそのときはそのまま死にたい」と嬉しそうに楽しそうに話すモリーナは、このふたりぼっちの狭い部屋の中でヴァレンティンとの幸せな時間と引き換えに、一体どれだけ傷ついたのだろう。朝になって冷静に昨夜の行為を分析しようとするヴァレンティン、とっても最低で可愛いから許しちゃうよね。

モリーナがヴァレンティンの属していた組織とコンタクトをとることを期待して決められたモリーナの出所。モリーナの出所を聞いてまるで自分のことのように喜ぶヴァレンティンだったけど、そのとき彼は既に組織のこと、恋人のことで頭がいっぱいかのように見えた。ヴァレンティンはモリーナに、組織への伝言を頼む。「聞きたくない」「嘘が下手だから」「捕まったらきっと喋ってしまうから」と頑なに拒んだモリーナだけど、ヴァレンティンに「バカにされるな」「人間の尊厳を大切にしろ」と約束させられ、餞別にとせがんだキスをもらい、そのお願いを引き受けてしまう。そしてお願いを引き受けてもらえた際のヴァレンティンの2度目のキス!!!うわ〜狡い男!!!ヴァレンティンの1度目のキスは頼まれたから・餞別だからだし、2度目のキスはお願いを聞き入れてもらえた嬉しさを無邪気(?)に表した結果のキスにしか見えなくて。

モリーナ出所後のふたりは、監房の中で向かい合って、まるで物語を聞かせ合うかのように穏やかに和やかに、明るい光のなかでそれぞれの口から語られた。

ヴァレンティンが語るモリーナの出所後。モリーナがヴァレンティンの属する組織にかけた電話が警察に盗聴されており、モリーナが組織と会う約束を叶えるタイミングで組織に射殺された。モリーナは、もし警察にバレたら自分のことを殺して口封じするようにと組織に伝えていた。モリーナは、まるでヴァレンティンを守るかのように、ヴァレンティンのために人生を終えたのだった。

モリーナが語るヴァレンティンのその後。ヴァレンティンは繰り返し拷問を受け、その中で敗血症になる。拷問を受けて瀕死状態のヴァレンティンはモルヒネを投与され、いつか手紙を送ろうとした恋人の夢を見る。モリーナ出所後のヴァレンティンの中に、モリーナはいなかった。

大倉くんはこの舞台を「ハッピーエンド」と評していた。狭く汚い監房のなかに蜘蛛の巣に絡められたかのように閉じ込められた孤独なふたりだったけれど、その蜘蛛の巣からようやく解放されることが、大倉くんに言わせてみれば幸せなのかもしれない。ふたりの未来を語り合ったのち、モリーナが出所するために開かれた扉の奥は真っ白で明るかった。そこに向かってヴァレンティンに背を向けて歩くモーナと、それを見守るヴァレンティンがいた監房は、追い詰められ、傷つけ合い、必死に孤独を埋め合う地獄のような場所だった。

モリーナがあまりにも可哀想で、けれど体調を崩して体中ボロボロでそれでも自分の信念を必死で貫くかっこいいヴァレンティンの気まぐれな情動を憎むことなどできなくて、なんだかただただ苦しい。ふたりがふたりで幸せになることは、きっとどう頑張ってもできなかったのだろう・そんな道は存在しなかったのだろうと思う。けれどふたりで顔を合わせて食事をするとき、くだらない脱線をしながら映画の話をするとき、傷つけても謝って許して、拒絶と共感を繰り返し重ねて、距離を縮めたふたりが幸せそうに笑顔を見せる瞬間は、狭く汚い監房の中に、確かに存在した。

これ、わたしは女だから・そして大倉くんのことが好きだから(笑)だと思うけど、当たり前のようにモリーナに感情移入してしんどい〜切ない〜って観ていたけれど、これヴァレンティンに感情移入しながら観たらどのように思うのだろう。ヴァレンティンにも本当はモリーナと同じだけの愛があったりするのかな。ないか。

 

 

 

 

 

蜘蛛女のキスの記憶がいちばん新しいから・そしてとにかくこのエモいストーリーがめちゃめちゃツボだからという理由で長々と書いてしまったけれど、3作ともとても大好きな作品になりました!観れてよかった!

 

横山くんははじめてのボイトレ、大倉くんははじめてのストレートプレイ、安田くんは5kgも体重が落ちるほどに必死に向き合った稽古。3人が3人とも大変な挑戦だと思うけど、これをこなした3人が関ジャニ∞に帰ってくるときにはめちゃめちゃ大きな力をつけているんだろうなあと思うと楽しみで仕方ないです。3人とも怪我なく事故なく千秋楽を迎えられますように。お疲れさまでした。頑張ってね。

 

2度目の俺節も楽しみだ〜〜!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

工藤遥ちゃんの卒業発表を受けて

2017年4月29日。わたしの推しである工藤遥ちゃんが今年の秋ツアーをもってモーニング娘。を卒業することが発表された。

 

卒業で荒れているツイッターのタイムラインを見て、ああ、こんなにも早かったか。と思って、でもわたしはすぐに、あっさりと納得してしまった。女優になりたい、演技がしたいと言い続けていた遥ちゃんが卒業する未来はそう遠くはないと頭の中でずっと分かっていたし、よく友人ともそのような話をしていた。

 

「演技することに専念したい」

わたしの世界でいちばん大好きな女の子が、自分の娘みたいに妹みたいに可愛くて、そしてときにはその細すぎるけども逞しい背中に恋をした、そうやって大事に大事にこの2年半愛でて来た女の子が、アイドルになるという夢を叶えて新たな夢を見つけて、そこに飛び込む覚悟を決めた。すごく嬉しいことだ。17歳という若さでそんな決断をすることができる彼女を応援できて嬉しい。2年半前、遅かったけれど、広すぎるほどの世界で彼女を見つけることができて幸せだ。そしてわたしはこれから新たな夢を叶えていくであろう遥ちゃんを、今度はゼロからこの目で見届け応援することができるのだ。すごく嬉しい、すごく誇らしい、すごく楽しみ。きっとまた、いま以上に彼女に恋をしてしまう

 

それでもわたしは、悲しくて、寂しくて、同時にとても悔しくて、涙が止まらない

 

モーニング娘。を好きになったのは2014年、当時モーニング娘。'14のリーダーであった道重さゆみちゃんが卒業発表をしたころだった。幼稚園生から小学校低学年にかけての頃、わたしは親戚の家で従姉妹と集まってはモーニング娘。の曲のダンスの練習をし、親戚の大人に見せては拍手をもらってニコニコしていた。モーニング娘。が大好きで、ごまきが大好きで、加護ちゃん辻ちゃんが大好きで。ごまきの卒業公演や5期オーデ映像のビデオテープは何度も何度も繰り返し再生した。道重さゆみちゃんが卒業するというニュースに、わたしはひどく衝撃を受けた。モーニング娘。はまだいたのか。道重さゆみちゃんはまだいたのか。わたしの知っている大好きだったモーニング娘。はついにいなくなってしまうのか

 

わたしは勝手に、工藤遥ちゃんがモーニング娘。のリーダーになって、そこにはぽんぽんもはるなんもあゆみんもいないけど、まーちゃんがいて小田ちゃんがいて、その2人に負けないスキルを持った遥ちゃんが真ん中に立って、「リーダーの工藤遥です」と挨拶する未来を夢見ていた。ソロパートがたくさんあって、シングル曲でセンターに立ってMステに出てタモリさんの隣に座って。モーニング娘。のアリーナツアー、というわたしの夢には当たり前のように工藤遥ちゃんがいて、彼女はわたしの夢の中で堂々と真ん中に立って後輩に囲まれて幸せそうに笑ってたまにちょっぴり泣いて、そうやってどんどん大人になっていた。ライブMCの最後で長ったらしい挨拶をしてまーちゃんに「長い!」って怒られたり、小田ちゃんに軽口を叩かれてプンプン怒ったり、わたしはそういうふうに生きる工藤遥ちゃんをいつまでも客席の上の方から双眼鏡で眺めているのだと思っていたし、「工藤遥ちゃんがなかなか卒業してくれないからいつまでもヲタ卒できない!もうアラサーなのに!」だなんて嘆くつもりでいた。そうしながらできる範囲でひとりでの演技のお仕事なんかもして、どんどん有名になって、いつか、10年後とかに、遥ちゃんがようやく卒業発表をして、その発表がさゆのときみたいに大きなニュースになって、またそれをきっかけにモーニング娘。に新たなファンがつく。

そんな未来を、わたしは根拠もないのに夢見て信じて、そうやってこの数年、彼女を見つめてきた。

 

ヲタクであるわたしは、いつの間にか工藤遥ちゃんの夢を自分の夢に置き換えるどころか、彼女の人生を乗っ取って自分勝手な夢を見ていた。わたしの夢は、もう叶わない。

 

工藤遥ちゃんはなにも悪くない。確かに工藤遥ちゃんはまーちゃんが卒業するまでは、とか今は卒業は考えられない、とか10年後も変わらずにいたい、とか言ったけれど、彼女はなにひとつ悪くない。だって工藤遥ちゃんの人生だ。工藤遥ちゃんが好きなように、やりたいように生きるべきだ。

 

 

いつだか工藤遥ちゃんがライブより舞台のほうが好きだという旨の発言をした際に、わたしはひどく憤慨した。だって歌って踊るのが仕事のアイドルなのに、歌だってダンスたってまだまだ伸び代があるのに、遥ちゃんの上がグループ内だけでさえたくさんいるのに、苦手なことから逃げるように得意な演技にばっかり、って思ったことがあった。

 「演技がやりたい!」と言いながら

歌って踊るステージに立つ違和感

今日のブログでのこの文章。遥ちゃんがこれを感じはじめたのはいつからだろう。遥ちゃんはずっと、頑張っている人だった。演技だけじゃなくて、苦手意識も強かったであろう歌もダンスもきっとわたしなんかには想像できないほどの努力をしたのだろうなと思うし、わたしが見てきた遥ちゃんはそれらのスキルを確実にぐんぐん伸ばしていた。遥ちゃんはいつからこの違和感と戦いながらわたしみたいなオタクの夢を叶えるために努力をしてくれていたのだろう。勝手な夢を見てごめんね。ありがとう。

 

ついでにガチ恋拗らせヲタクだからって痛いポエムばっかり書いちゃってごめんね。

 

 

いつだって真っ直ぐヲタクと向き合って、「おめでとう」と「ありがとう」を何度も重ねて、ニコニコ笑ってくれた遥ちゃんはわたしの生き甲斐。明るくて、華やかで、いつもキラキラしていて。いっぱい笑っていっぱい泣いて、たくさん努力して、みんなに気を配って。みんなに優しくて、みんなに愛される遥ちゃんはわたしの光です。

 

 

鞘師のときも、香音ちゃんのときも、℃-uteのときも、わたしはなぜか時間があると信じて疑わずに、行動に移すことをせずにいた。でも時間はちっとも優しくなくて、そんな呑気なわたしを置いてあっという間に流れていってしまう。遥ちゃんも、わたしが呆然と立ち尽くしている間にきっと夢に向かって、どんどん遠くに行ってしまうのだろう。

さきほどようやくファンクラブに入会しました。怖くて行けなかった接触系のイベントも、なんでも全部行くぞ〜!という気持ち。

 

 

これからの時間は思い出作りだと言う遥ちゃんだけど、これからの半年という短くて長い時間のなかで、遥ちゃんはまたわたしのため、わたしたちのために尋常ではない努力をするのだと思う。アイドルとして、たくさんのレッスンをこなして歌もダンスもスキルアップするのだと思うし、たまには大好きなお菓子もラーメンも我慢したりなんかして、いまの100万倍くらい可愛くなっちゃうのだろうなとも思う。それが嬉しくて、幸せで、なんだか憎らしくも思う。アイドル辞めちゃうくせに。女優になっちゃうくせに。

 

 

遥ちゃんが新しい道に進む決意をしたというのに、わたしはまだそれを素直に応援できそうにない。嬉しいのに、喜ばしいことなのに、わたしはわたしが勝手に見た夢が叶わないことが悔しいし、3つも下の小さな女の子に自分の夢と呪いのような愛情を長い間押し付けてしまっていたことにようやく気づいて絶望している。きっと重たかったでしょう、苦しいこともあったでしょう、ごめんね。

 

 

胸中の思いも文章もなにもかも纏まらなくて、モヤモヤが涙に変わっていつまでも泣き止めなくて、それでもなんとか飲み込みたくて世界一大好きな女の子の決意を何度も何度も読み返す。苦しいよ、しんどいよ、寂しいよ。

 

 

でも大好きだよ、やっぱり愛しているよ。遥ちゃんがすべてだよ。大好きな、世界一の自慢の推しだよ。工藤遥ちゃんが世界でいちばん幸せになりますように。

 

 

 

 

 

 

 

娘。とエイトのはなし

 

 

ブログタイトルのセンスが欲しいです。

さて、特記することもないので早速本題に参ります。 

 

なんだか最近、本当にハロプロとジャニーズ・特に娘。とエイトの兼ヲタが増え続けている気がしてならないのですが、それってやっぱりどこか似てる部分があるからだと思うんですよね。ということで、わたしの独断と偏見で似ているなと思うメンバーを何人か並べてみたいと思います。

 

 

 

佐藤優樹安田章大

 

やっぱりエイトと娘。といえばいちばんに名前を並べたくなるのはこの2人ではないでしょうか。関ジャムで背中を合わせたあの衝撃。まーちゃんの天然を拾ってこんなお揃いのポーズまで披露してくれた「やしゅまー」コンビは兼ヲタには人気ですよね。

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わたしもやしゅまーコンビ、大好きです。

 

佐藤優樹ちゃんと安田章大くんの共通点を並べることは結構容易なことに思えます。

ヘラヘラふわふわ、脳内お花畑なんじゃないのって思わせた直後に周りの人が驚くような奇想天外な発想を披露したり、

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ど天然で周りを癒したり、

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かと思えばステージ上ではとてつもないパワーを持ったパフォーマンスを魅せたり、f:id:rrr_akyk:20170301003854j:image

自然や動物とお友達というか、なんとなく野生児っぽいところも共通して好きです。

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表現力に長けていて、なにか芸術的で独創的なセンスを持っているふたりは共に作曲もしますね。佐藤優樹ちゃんが作った曲はまだ世には出ていないので聞いたことがなく何とも言えないのですが、いつかリリースとはいかずともイベントなどで披露して欲しいなと切実に願っています。

 

モーニング娘。'16が札幌でまーちゃんの凱旋ライブを開催することができなくなってしまった際に関ジャニ∞のライブに足を運んだモーヲタは安田くんに恋をしている率が高い気もします。(あとは村上くん大倉くんあたりも人気なのかな?)

 

 と、そんな風に安田くんと名前を並べられることが多い気がするまーちゃんですが、わたしは声を大にして言いたい。

 

佐藤優樹ちゃんと錦戸亮くんも似てるんだぞ!!! と。

 

ということで。

佐藤優樹錦戸亮

 

なにがって主に歌い方が。前々から誰からの共感も得ないまま1人で言い続けてるんですけど(笑)

まあ詳しい説明は後にして、とりあえず聞いてみて!!!ください!!!

まじめに 生きると 少し疲れも出る
そんな空気 出しておく方が
かまわれにくいし
意外と 楽なの こういうのが最新系の女

-オシャレ!/松浦亜弥*1

あんまり書き慣れてないね でもそのどれもが愛しくて

ーstereo/錦戸亮

 

分かった?分かったよね???ふたりともこれ、母音の強調がすごいの!!!


まーちゃんは
「まじめに生きると少し疲れも出る 」 が
「まじめに 生きると すこし疲れも出る」に、
亮ちゃんは
「あんまり書き慣れてないね」が
「あんまり書き慣れてないね」になっています。リズム感の良さも伝わってくる気がしますしね

それからこの動画の中でもうひとつ。ふたりともめちゃめちゃ破天荒に気まぐれに、しゃくりあげて歌っています
まーちゃん
「まじめに生きると少しつか(↑)れも出る」
亮ちゃん
「あんまり書き慣れてなあー(↑)いね」
「でもそのどれもがあ(↑)愛しくて」

 

このふたりのしゃくりあげ方もそっくりじゃないですか?少しザラついた声で、気分屋さんなふたりがスキップしながら飛び跳ねながら歌ってるみたいで可愛い、のに力強くてハッとさせられるというか。

Tokyoという片隅/モーニング娘。'16
Tokyoholic/関ジャニ∞
今すぐ飛び込む勇気/モーニング娘。'15
WASABI/関ジャニ∞

 

そんなふたりの歌の(私的)真骨頂はなんと言っても"がなり"です。

シャボン玉/モーニング娘。
モンじゃい・ビート/関ジャニ∞
やったろうぜ!/音楽ガッタス*2
ふりむくわけにはいかないぜ/関ジャニ∞
わがまま 気のまま 愛のジョーク/モーニング娘。
Your WURLITZER/関ジャニ∞

 

最高じゃないですか???もはや似てるかどうかはこの際気にしなくてもいいんですけど(笑)、ふたりのがなり歌唱って最高じゃないですか???乱暴で荒削りで、でも丁寧で繊細で。こんな歌声を聞かされてしまったらこっちはもう一生付いていく以外に選択肢を見つけることができないですよね。(そうです。大好きなふたりの歌声を並べる理由が欲しくてわたしはこのブログを書いています)

 

と、ここまでふたりの歌い方の共通点を挙げてきたのですが、そもそも亮ちゃんってめちゃめちゃハロプロ歌唱だと思っています。

 

「いつまでも 離さないでね」と
せがんだ私を 優しく抱いてくれた人
ーあなたへ/関ジャニ∞

ハロプロ歌唱にありがちな、歌い出しに「n」を入れるやつ。これ、ハロプロではnを入れることによって歌い出しのリズムをとっているらしいです。ちょっと出典がなんにもなくて申し訳ないんですけど。n抱いて〜って歌ってるように聞こえません?なんとなく粘っこい歌い方もハロプロっぽい。

 

時間稼ぎで 映画を見よう
ハヤリのラブ・コメディさ
ー一秒 KISS/関ジャニ∞

これも子音の強調がすごい。じ「か」ん「か」せぎで、とかラブ・「コ」メディとか、kがめちゃめちゃ強くないですか?特にコメディの「コ」はほんとにハロプロっぽい!見よ「う」もwの音が強く聞こえますよね。

 

スケアクロウ 僕は此処にいるだろう
スケアクロウ/錦戸亮

これなんか完全に、「ここ」を「こきょ」って歌ってる。 

 

 田中さんの歌を聴き込んだら、子音をハッキリと歌ってるんですね。SAだったらS、KAだったらKの方を強く発音してるんです。カモンっていうでもキャモンみたいな。だから、頭の中でアルファベット表記にして歌った方がいいんじゃないかなと思って。(子音を強調すると)メリハリが出るし、パキパキするんですよ。だから、田中さんの歌い方を参考にして、子音で歌うっていうのはいつも心の隅に置いてます。
ー「CD Journal」2014年2月号 モーニング娘。'14 小田さくらインタビューより抜粋

錦戸亮ちゃんが小田さくらちゃんのようにこのようなことを考えて歌っているのか、はたまたただ歌ううえでの癖なのかは知りませんけど、ハロプロっぽい錦戸亮ちゃん、探せばたくさんいるのでぜひ探してみてください。わたしは歌だけで言ったらエイトだと錦戸亮ちゃんがいちばん好きなんだ〜〜!!!

もっと言うと錦戸くん以外も渋谷くん丸山くん安田くんあたりはハロプロみ溢れる歌い方してるパートたくさんある!とわたしは思っています!浮世踊リビトで「心に空っ風が〜」を「こきょろ」と歌ってるのはたぶん安田くん。

 

そして、そんなふたりですが共に寂しがり屋で人に引っ付きがちな印象です。

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末っ子気質で甘やかされ上手。

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同い年の同期であり"まーどぅー"というコンビ名でファンからの人気も高い、"相方"にいちばん近いポジションであるように見えるどぅー(工藤遥ちゃん)が少しでも他のメンバーと仲良くすると、こんなブログを書く佐藤優樹ちゃん。

どぅーは
みずきchanのでもないし
さくらchan?小田chan?
どっちで読んだかも
忘れちゃったけどねん???ふんっ
その子のものでもないもん…
まーちゃんのものだもん…
モーニング娘。'17 天気組オフィシャルブログ 2015-11-15「激おこぉ〜佐藤優樹chan」

両思ぃっていいもんですね
うらゃまゃまんばーーーーーデス
10期メンバー
くどぅーorどぅさんorどぅーorハル
ニックネームも多ければ
なんか相方?みたいな人達も
多ぃらしぃですょ?
モーニング娘。'17 天気組オフィシャルブログ 2016-08-30「生田さんと工藤さん佐藤優樹chan」

どぅーーーーーーこと(工藤遥)
一言⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎
言わせて
1番だれがたいせつなの⁇
まったくも〜いつもいつもわけわかなぁーい
てかさっっ‼︎
お互いさ
こんなに仲良くなると思ってなかったょね
(今でも仲良いかなぁ〜?)
まーちゃんはまだどぅーのこと怒ってるからね
モーニング娘。'17 天気組オフィシャルブログ 2016-09-29「天気組(10期メンバー❤️)佐藤優樹chan」

もぉ知らないからね
佐藤まーちゃんは
工藤遥さんのこともぉーーーーーーーー
もぉーーーーーー
知らないからね
モーニング娘。'17 天気組オフィシャルブログ 2016-11-12「もーいいもーーん佐藤優樹chan」

 

錦戸亮ちゃんのエピソードは、ちょっと出典が見つけられないものばかりなのですが(汗)。地下駐車場にてスタッフさんに待つように言われた際に「寂しくて死んでも知らんで!」と答えたというエピソードがわたしはいちばん好きです。錦戸くんのこのセリフ、よくドリ小とかで見かけますよね(笑)。あとはこれ

横山くんがさぁひとりでテレビ出てる時に 例えばじゃあ俺の話するって時に「錦戸」ってなったら いつも「どっくん」って言ってくれるのにって俺は思うもん

関ジャニ∞クロニクル 2015年11月7日 女心企画より

すっごく可愛くないですか???ほんとに可愛い!なにがどうとかじゃなく、ただもう可愛い!そしてこのようなこと、いつかのライブMCでも言っていましたよね?なにぶん新規なものでちょっと分からないんですけど(新規を言い訳に調べるのを面倒臭がるな)気のせい?どこかのDVDに収録されてるよね?知ってる方はコメント欄にてぜひ教えてください…。

 

ふたりとも甘えん坊で赤ちゃんみたいで可愛い!!!好きです!!!!

 

 

 

そしてこちら。

牧野真莉愛丸山隆平

 

まずはこのふたり、目が左右非対称です

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切れ込みの深い目頭にトロンと垂れ気味な目尻、スッと通った鼻筋、丸みのある鼻の頭。なんていうのかな、おとぼけフェイス?

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シュッとしてるとイケメンな男顔ですが、人懐こくて愛嬌たっぷりです。

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そして手足が長くスタイルが抜群に良いのも共通点ですかね(丸山くんの写真のチョイスに後悔はありません)

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そんなふたりですが、共にヲタクの幸せを祈ってくれる大天使様です

 

明日も嬉しいこと楽しいこと、いっぱいあるといいね

モーニング娘。'17 12期オフィシャルブログ

牧野真莉愛ちゃんはこの1文を毎日毎日、可愛らしいウサギの絵文字と共に欠かさずブログの最後に添えてくださいます。とてつもなく優しい!名前に相応しいマリア様っぷりですね。

 

そして丸山隆平くん。Johnny's webで連載を持っている彼ですが、このようにヲタクの幸せだけでなくメンタルや体調まで気遣ってくださる大天使様なのです。

あしたも、良い日になりそうだ!

君もそんな日になりますようにっ

ーJohnny's web 丸の大切な日「これからも。」1/23 59日目

今日はみんなにとって、どんな日になりそうですか?どんな日でしたか?

素敵な1日でありますように

ーJohnny's web 丸の大切な日「ひきつづき。」1/31 67日目

みんなの力の源ははなに?たまには、ご褒美や息抜きを心がけるのだよ?

ーJohnny's web 丸の大切な日「げんどうりょく!」2/8 75日目

 

ヒィ〜〜〜ふたりとも優しい!!暴力的なまでに美しいビジュアルを持ったふたりがこのようにヲタクの幸せを祈るための文章をわざわざスマホでせっせと打ち込んでくださっているのですからわたしたちはこのふたりに盛大に感謝をしなくてはなりませんしふたりの写真は神棚に飾らなければなりません。そのふたりの写真に足を向けて寝るだなんてもっての他です。これを読んだあなたもうちわやポスター、MFTが貼ってある場所をこれを機に確認し直してみてはいかがですか?足を向けてなどいませんよね?大丈夫?気をつけなはれや!

 

 

 

そして最後にこち

工藤遥村上信五

 

 

以上です。

 

 

 

 

 

 

 

これ2ヶ月前くらいに書いて途中で飽きて放置してた記事で(笑)、ほんとうは尾形・横山とか飯窪・村上とかそういう話もしたかったんですけど亮ちゃんの話をしたら満足しちゃってなんだか書き足す気にはなれないので、また気が向いたら書きますね。

4月から新生活を始めた方も多いかと思いますが疲れ果てぬようご自愛ください。ではまた。

 

 

 

*1:2016年夏のハロコン シャッフルユニットコーナーにてカントリーガール嗣永桃子ちゃん・こぶしファクトリー広瀬彩海ちゃんと披露

*2:2016年冬のハロコンにて披露

JKニンジャガールズを観劇した話

 

 

JKだから、スマホりたい!ジェケニン!

 

こんにちは。はてなブログって更新しないでいると催促メールが届くのですね。下書きにいくつか溜まってはいるのですが、2017年は現場をきちんとブログに残すという目標を立てたので(既に1/4のジャニーズWEST「なうぇすと」横アリ公演はスルー済み)、取り急ぎこぶしファクトリーちゃんの舞台「JKニンジャガールズ」の感想をざっくりまとめようと思います

 

2/23(木) 19:00公演

推しの工藤遥ちゃんがゲスト出演とのことでずっと迷っていたのですが、ハロステで流れたお稽古の映像で遥ちゃんが鞭を持っていたこと(何を隠そうわたしはドエムなので遥ちゃんに鞭でぶたれることが夢と言っても過言ではない)、次の日がお給料日だからここでお金を使っても生きて行けること、このふたつを決め手にして前日夜に慌ててチケットを確保しました。金欠で迷っていたけど行って良かった…!

 

はるかちゃん、左ほっぺにふたつ右ほっぺにひとつ、赤みが出てたのニキビかな?スーパー可愛かったです

チャイナドレスのはるかちゃん、白かクリーム色かのパンプス。ちょっと大きいのか踵のあたり余ってて踵浮いてたのもとても可愛い

はるかちゃんアーミー衣装で右胸に上から赤・黄、左胸に橙・紫のバッジ。シルバーのペンダントとTシャツの左側襟足あたりがグチャッとなっててあれ絶対気持ち悪かったと思う可愛い

制服からニンジャ衣装に着替えたあやぱん、はまちゃん、さこちゃんの3人にハイソックスの跡がしっかり残ってたの最高に興奮した

りおりお焦って着替えたのかアームバンドが捲れててとてもエッチ

網タイツみたいなニーハイ履いたみなみな、ずっと左脚だけ若干下がり気味だったのにも非常にときめいた

 

公演直後のツイート、ネタバレを避けようと思った結果なのですがとにかくひどい。前半、わたしの周りにオペラグラスを使っている方がいらっしゃらなくて、6列目とかなかなか前の方で、ここオペラグラス駄目なの…?こんな距離からオペラグラスで覗かれたら不愉快…?と葛藤したりもしたんですけど舞台の上にあやぱん1人になったタイミングであやぱんの表情をどうしても良く見たくなり。オペラグラスを覗き込んだらこれはもう素晴らしい世界が広がっていました。(東京ドームでも使ったようなオペラグラスなので近すぎてびっくりしました。オペラグラス会場によってちゃんと使い分けよう…新しいの買おう…)

 

あやぱん、お肌がとても綺麗!汗でほんのりTゾーンがてかっているのも大変愛おしいです。公演直後のツイートでも言ったんですけど制服衣装からニンジャ衣装に着替えたメンバーにハイソックスの跡がしっかり残っているのが人間味溢れていて最高で、その中でもいちばんしっかり最後までハイソックスの跡を披露してくれたのがあやぱんでした。さすがわたしの推し、裏切りません。あやぱんの歌がはちゃめちゃにお上手なことなんて生まれる前から知っていたのですがやっぱり上手でした。こぶし現場にお邪魔したことがないわたしのこぶしの生歌はいつかのアンジュのOA以来だったので、とてもびっくりしました。あやぱん!おうた!上手!

あとはれいれいが細くてお顔が小さくて、もう死ぬほど可愛かったです。語彙力は劇場に置いてきました。

 

そして工藤遥ちゃん。頬っぺたに赤いニキビらしきものがあるんです彼女!!!左側にふたつ、マイクの少し上のほっぺたの真ん中。そして右側にひとつ。あんなに可愛らしいお人形さんみたいな子なのに、あの子にもきちんとニキビができるんです!!!知ってました???わたしは知ってました!!!だってプロアクティブに出会い、救われました」って遥ちゃんが言ってたから!!!でもびっくりした!!!遥ちゃんが生きてる!!!クララが立った以来の衝撃でした!!!

 

そんな工藤遥ちゃん、まずは客席をぐるっと歌い歩きます。メリーさんがナンチャラ(コラ)。お歌がまた上手くなっていてびっくりする。工藤遥ちゃん、本当に見るたんびにメキメキとお歌が上手くなっているので毎回「クララが立ったと思ったら突然400メートル走キメた?!?!えっ1分?!?!」というくらいには驚きます。嘘です。そしてニンジャガールズに顎クイからの顎クイからの顎クイ。あれは顎クイ。他の人から見たらただの脅しかもしれませんが、工藤遥ちゃんに恋をしているわたしの目には顎クイのようにしか映りません。鞭片手に顎クイ。そして鞭片手に暴言を吐き散らかす。なんという贅沢なご褒美。わたしがJKだったら「工藤遥ちゃんに出会わせてくれた地球に感謝🙏」とかいうツイートしてる。JKじゃなくてもしてるけど。そんなニンジャガールズに与えるトレーニングがまずは反復横跳び20回だから工藤遥ちゃんスーパー優しい。反復横跳び20回て…反復横跳び20回て体育の授業かな…?ニンジャの修行とは思えないな…?その間一段高いところでシャープな顎をクンっと持ち上げ鞭をぽむぽむしながら仁王立ちしてるので足元に平伏したくて泣くかと思いました。かと思ったら「グラウンド500周!」だから「クララが立ったと思ったら急に400メートル走キメてびっくりしたのに更にグラウンド500周目指して走り出した?!?!?!」くらいの衝撃ですよね。なにそのギャップ。グラウンドって基本的に1周200メートルくらいのものだと思っているんで500周というのはつまり…何キロですか?100キロとかかな…?ちょっと偏差値低めの私大文系在籍中なので計算できないんですけども。フルマラソン2回とちょっととかかな…?たぶんあの鬼(カワイイ)教官は休憩挟んでくれないんだろうなあ…。休憩所で薄めのポカリ片手にニコニコ「頑張れ〜!」っておててフリフリしてくれるだけでいいのになあ…。野中ちゃんが役所もありたっぷり笑いをとっていてとてつもないインパクトを残して去って行ったので遥ちゃんのことが少し心配だったのですが、「杉谷〜!お前良かったなあ!今度矢島舞美さんがゲストで来てくれるんだってなあ!私で悪かったなあ!」とアドリブでしっかり笑いを取っていたのでほっと胸を撫で下ろしました。遥ちゃんを見守るわたしの気持ちはママそのものです。遥ちゃん〜〜よしよし〜〜、よくできたわネ〜〜、いい子いい子〜〜!!!!!

最後の挨拶でちぇるがひと笑いとった瞬間に自分はどうすべきかと迷ったのか若干困ったような顔したはるかちゃんスーパー可愛かったし、結局普通のこと言ったはるかちゃんのことヨシヨシしてあげたくて死ぬかと思った

これです

 

再び出てきた遥ちゃんはまさかのチャイナドレスです。明るめのブルー?エメグリ?スリットは深め。これは「世界に感謝🙏」。パンプスの踵が若干余っているのが超絶可愛い。白のファーのようなレイのようなものを首からかけていてお前誰だよ??と正直笑わずにはいられませんでしたごめんね。野中ちゃんとのユニゾンもっと欲しいけどいつだかまーちゃんが「野中と自分の歌声は似ているからどぅーとのユニゾンはウンタラカンタラ」ということを言っていた気がするのでまーちゃんの笑顔を守るためにもあまり祈らずにいたい所存です。まーどぅーは譲れん

 

アーミー衣装に着替え直して登場した遥ちゃん、リュックのようなものを慌てて背負ってそのままなのか左側の首のあたりがギュッと詰まってたんですよね。肩にかけるときにTシャツ首に寄っちゃったの直す時間がなかったのかそのまま。アホ可愛いです。日本の総力をかけて守りたいし守るべきだと思います。間違いなく世界平和に繋がります。黒いペンダントのシルバーのチェーン部分がTシャツの襟元にぐちゃっと入ってしまっていて、あれ本当に絶対気持ち悪いよね?(笑)可愛い。

工藤遥ちゃん、鞭持ったり罵ったりっていうのも最高に良くてわたしのなかのドエムもギュインギュインに揺さぶられたんですけど、やっぱり総括すると「可愛い」です。工藤遥ちゃん、可愛い。

 

野中ちゃんのお歌がとてつもなくお上手で、モーニング娘。さん歌唱力に関してはなんやかんや言われているしわたし自身も思っていたけど野中ちゃんがいる限りは安泰です。(あとは小田ちゃんとまーちゃんとあかねちん。この3人の歌は大好き。)野中ちゃんの歌の上手さはすごい。そしてこぶしメンに囲まれてセンターでラーメン大好き小泉さんを踊る野中ちゃんのキャッチーさときたら。ゆるキャラかな?野中ちゃんを見ると可愛いとかかっこいいとかそういうのより、何より真っ先に「愛おしい」で埋め尽くされます。背中についてるぜんまいをクルクル回してあげたいし、ベッドの下のおもちゃ箱に大事に閉じ込めちゃいたい。

 

ストーリーに関しては途中、もしかしてこれは良い子は見ちゃいけない百合かな???と思ったのですがやっぱり百合でした。霧隠×猿飛が美味しいのは当たり前なんですけど、わたしが気になったのは霧隠×服部ですかね。明るくて無邪気でお茶目な霧隠さんにだんだん絆されてデロンデロンに溶けていく服部さんが見てみたい。あんな対極なふたりなのに手を取り合うんですよ?絶対気合わないでしょ〜〜っていうふたりが!!!「わたしたち友達でしょう?」って友情を確認し合うんですよ??友情じゃないなにかが生まれるのも時間の問題ですよね!!!なにに感謝しよう?「霧隠さんと服部さんを優しく照らしてくれる太陽に感謝🙏」とかでいいかなあ?

あとは石川×杉谷も間違いないと思います。それぞれ思うところがありそうだけど、"運命に抗いきれずどうしても惹かれあってしまうふたり"みたいな裏設定つけて4000字くらいの小説が書けそうです。書きません。

 

4000字って思っているよりあっという間ですしね。このブログも気がついたら4000字超えているのでびっくりです。「クララが立ったと思ったら400メートル走キメた直後フルマラソン2本ノンストップで完走したのち執筆活動はじめた」くらいの驚きです。自分でも何を言っているのかよく分からないけれど。この記事、なんか寝るのがめんどくさくて気づいたらオールしてた〜というオール明けの早朝に書いているので書き終えて寝て起きたあと読み返したときにようやく駄々滑りしていることに気がついて恥ずかしくなるやつですよね。怖い。

 

 

 

昨日のたけむろゲスト回がすこぶる楽しそうで羨ましいでごじゃる。ジェケニン!おやすみなさい。