読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

だから早く君だけの僕になれ

ジャニーズとハロプロ

マクベスを見た<後編>

関ジャニ∞ 現場レポ

 

 

マクベス!後編!驚異の今更感ですね!(笑)

ちなみに前編はこちら

前編に続き未だにマクベスロスから立ち上がれないわたしのぬるっとした備忘録です。やたら長いくせに好きしか言ってない。きっと時間が経てば経つほど記憶は改ざんされているのだろうなあ

 

 

マクベスがダンカンを暗殺した翌朝、何食わぬ顔で起きてくるマクベスが最高に好きです。黒いガウンの隙間からちらりと見えるほんのり割れた腹筋にあっけなく堕ちる。でも汗ばんだ身体に裸ガウンのイケメンってそれ堕ちない女子、いる?いやいない!(反語)ダンカンが暗殺されたことを知った(フリをする)マクベスが付き人2人を殺した理由の「誰にできよう、冷静と狼狽、平静と激怒、忠誠と冷淡を同時に示すことが?」のセリフ、マクベスの低めの声で小気味良いリズムが刻まれているようで聞いていて気持ち良い。決して気持ちの良いシーンではないのですが。

 

その後は、国王となったマクベスが王冠を被って登場するときの貫禄と、一人になりたいと言って皆と解散したあと暗殺者にバンクォー暗殺をそそのかす狡さと口の巧みさ 、更にその後本当に舞台上に一人になったマクベスが階段下に座り込んでいる姿の儚さ弱々しさのギャップに心を掻き乱されまくります。マクベスいろんな顔持ちすぎ!惚れてまうやろ!さらにマクベスったら、マクベス夫人に向かって「かわいいお前」なんて言うもんだから!前編でも書いたかもしれないけど、マクベスのおっきな手でマクベス夫人のちっさなお顔が包まれている図がとんでもなく好きなんです!ほんのり血管の浮いたマクベスの逞しいおてて!あぁもう!今は知らないままでいて・あとで褒めてもらおう、って!どんだけ!どんだけ可愛いの?!このセリフの一連の流れは丸山くんも雑誌かパンフレットか、とにかく何かで好きだと言っていましたね。丸山くん気があうね!結婚しようか!、とにかくそんなマクベスの可愛さに掻き乱されて、からの「さあ、奥へ行こう」でマクベス夫人の手をサッととって捌けるマクベスマクベスマクベス夫人の手をとって捌けるシーンはこことキスシーン後の2箇所だったかな?「男の子だけ生むがいい」のセリフ後も?とにもかくにもマクベス夫人の手をとって捌けるマクベスの背中がめちゃめちゃ男前なんです…ほんっとにかっこいい…記憶が曖昧が故にほんとに好きなのかって感じがしなくもないですが…

 

バンクォーとフリーアンスの暗殺のシーン、フリーアンスを逃がそうと1人で果敢に立ち向かうバンクォーのイケメンっぷりにも戦慄しました。バンクォーの年齢設定はよく分からないのですが、それなりの年齢に見える息子が可愛くて大事で大事で仕方ないバンクォーが堪らなく愛おしいです。バンクォーが意識をなくす前にバンクォーの前にすっと現れるロスの怖さに背筋が冷えました。ロス…お前ってやつは…!

 

宴会のシーン、マクベス夫人に挨拶をさせようとするマクベスと、マクベスを立てるためにマクベスの半歩後ろに立って「わたしは心の中で歓迎のことばを述べているので代わりにあなたが」と答えるマクベス夫人のベストカップルっぷりにきゅん。あなたたち、文化祭のベストカップルコンテストで優勝きたときも同じやりとりしたでしょう?ねえ?! (机バーン)軽く挨拶を済ませたあと裏でバンクォーの暗殺者から報告を受けるマクベスとそんなマクベスを迎えに行くマクベス夫人も可愛い。「陛下もお掛け下さい」と言われて「席がないようだな」と呟いたマクベスにきょとんとする周り、一歩間違えたらコントになりかねないのに不穏な空気がぷんぷんと漂っていて、狂い始めるマクベスの予感に目眩がしました。バンクォーの亡霊を見てワーッと騒ぎ立てて取り乱すマクベスがすごく好きだし、「それでも男ですか、男なら恥を知りなさい」と冷ややかかつ冷静な目でマクベスを見るマクベス夫人もすごく好きです。トンビの胃袋を墓に、というフレーズがやたらと印象的なのはなんでだろう。落ち着きを取り戻してはバンクォーの亡霊に怯えるマクベスがわたわたと暴れ倒すのが本当に、本当に好きです。さっきからわたし好きしか言ってないな…。わたしもマクベス、というか丸山隆平くんに「消え失せろ」って言われたいです。テーブルクロスの下に消えて行ったバンクォーに怯えて、腰が抜けて座り込んだままのマクベスがそっと足を伸ばして机近くをダンダンと鳴らしてみるその様、足の長さが浮き彫りになっていてドキドキします。テーブルクロスを引いて散らかる食器の立てた派手な音と、シンとした空間に響き渡るマクベス夫人の素っ頓狂な叫び声を聞いたマクベスが周りに「みんなもあれを目にしたはずだ」と切実に訴える様はトトロを見たメイちゃんとあまり変わりませんでした。わたしが守ります。マクベス夫人が適当にそれっぽい理由(どう聞いても無理があるけれど)をつけてみんなを帰したあと、怒りながら泣いてしまうのがすごく可愛い。向かい合って床にぺたりと座り込んで、世界から逃げるように互いの体に身を潜め合うマクベス夫妻。魔物に会いに行くとマクベスに背中を向けられてしまったマクベス夫人が机に腰掛けてシクシク泣きながら静かに捌けていくのが寂しくて悲しくて、マクベス夫人に感情移入し過ぎてしまって辛かったです。きっとマクベス夫人はこのあたりからマクベスの手を汚させてしまったことをひどく後悔し始めるのだろうな、と。

 

再び魔物に会いに行ったマクベス、魔物に渡された液体を注射器?でそっと体に注ぎ込むマクベスの色気がなんだか凄まじかったです。「体中を耳にして聞くぞ!」と言うマクベスが欲に塗れている感も最高だった。にしても、「女が生んだものにはマクベスを倒せない」と予言した、まだへその緒で繋がれた血だらけの赤ん坊があまりにも怖くてびっくりしました。女が生んだものには自分を倒せないこと、バーナムの森が向かってくるまでは安心していいこと、のふたつを知ったマクベスの高揚感も凄かった。どこか自慢気に、余裕たっぷりに口角を上げるマクベスの体から溢れんばかりの狂気。と、次の瞬間、未来の王の姿とバンクォーの亡霊を見せられてまたワーワーと叫び取り乱すマクベス。魔物たちが踊り狂うなかギョッとしたり虚ろな目で周りを見渡したりするマクベス。魔物の「この王様を満足させ労いの言葉をもらおう」というセリフが最高に皮肉めいていてなんだかドキッとした。

 

マクダフが逃げたことを知って、焦るマクベス。これからの計画は思いついた瞬間に実行しようと決意するマクベスが、もう完全にトチ狂っていて悲しくてたまりませんでした。マクダフ夫人とその息子が終始可愛いのだけれど、「謀反人は馬鹿だね、たくさんいるのだからみんなで協力して正直な人を縛り首にすればいいのに」というマクダフの息子のまるでマクベスの最期を予期しているかのようなセリフが思ったより淡々と語られていて愕然としたし、それを聞いたマクダフ夫人が嬉しそうに笑っている様にもゾッとしました。あとは「お父様がいなくなっても悲しまないお母様には、きっと新しいお父様がすぐできるんでしょう?」というセリフに「たわいもないことを!」と笑うマクダフ夫人、本で読んだときはそうでもなかったのに息を吹き込まれた瞬間なんだか意味あり気で絶望した。マクダフは後にマクダフ夫人と子供たちの仇をとるためにマクベスを殺すのに、もしかしたらマクベス夫人は不倫をしていたの…?と本気で考えさせられたのはわたしだけですかね。そうだとしたらマクベスの死の意味もまた変わってくるんだよな〜。悲しい。乳母車に乗っていた赤ん坊が壁にガンと打ち付けられる演出がほんとうに怖くて、2回目は見ることができませんでした。すごくしんどかった。"マクベス夫人が絹ならマクダフ夫人は木綿"とパンフレットに書いてあったけれど、和やかで、気は強いけれどなんだか楽しそうに笑うマクダフ夫人はきっと明るくて幸せな家庭を持っていたのだろうなあと想像させられて、胸が痛かったです。そのシーンに参加していたロスがその次のシーンでマクダフに妻子の状況を問われ無念そうな顔で「無事だった、お別れするまでは」と答えていてもう…!ロスめ…!ああ…!「その耳でこの舌を恨んでくれるな」じゃないよ!全身全霊で全てを恨むよ!もう!馬鹿!!!

 

そして眠りから覚めないマクベス夫人のシーン。あんなに気の強かったはずのマクベス夫人から漏れる悲痛な叫びは見ているこっちが辛かったです。舞台の真ん中で「しみが消えない、臭いが消えない」と呟きながら手を擦り合わせ続けるマクベス夫人が、ダンカン暗殺直後座り込んで自分の手を汚す血を怯えつつ眺めるマクベスに重なって見えてなんだか悲しかった。あまりにも痛々しくて涙が止まらなくて、さらに捌ける際に階段を登る後ろ姿を見て撃沈。お尻の辺りが血で濡れていて、ああマクベスマクベス夫人のこの状況に手を差し伸べることができないほど余裕がないのかと絶望しました。きっと手を血で汚す前のマクベスだったら(そもそも手を汚す前のマクベスならマクベス夫人は夢遊病にはならないという話は置いておいて)、眠り続けるマクベス夫人の頭を撫でて体を拭いて、服を着替えさせてあげていたのだろうなという考えがバンと浮かんで、ベッドの上で横になるマクベス夫人の手をそっと握って微笑むマクベスまで想像して泣いた。嗚咽が漏れるんじゃないかってくらい泣いてしまったのですが左にいたお友達は置いておいて(笑)、右隣に座られていた方にきっと多大なるご迷惑をおかけしたことを心から謝罪させてください。2回目の右側は通路だったからたぶん大丈夫。また後からあの血は「子供の不在」を表しているといったことも演出家の方のツイートで知って撃沈。バンクォー暗殺を企てるマクベスは「おれの子供にあとを継がせぬ気か。おれはバンクォーの子孫のために手を汚したことになるのか」と言っていたし、マクベスマクベス夫人との子供を産んで、その子が王位を継承して、という未来が欲しかったんだよなあきっと。

 

マルカムたちの軍勢が攻めてくるまでの終始イライラしたマクベスがとんでもなくかっこいいので国家レベルで保護したい。レノックスをがっと掴んで「どーこーのーぐーんーぜーいーだー?」と声を荒げるマクベス。グワグワとガチョウのモノマネをするマクベスがジャニ勉のまるちゃんでふと我に返って笑ってしまったのですが、2回目に見たときは短くなっていたのでこれは故意的な変更なのかなとどうでもいいかもしれないけれど少し気になりました。「病人はどうだ」と確認するマクベス、のちにマクベス夫人の死を知ったマクベスの様子にマクベスを殺してあげて、早くマクベスを楽にしてあげて、と思いながら泣いた。こんなときでもマクベス夫人が亡くなったという報告を受けたマクベスが、降ろしたままの右手をスッと振ってレノックスに退がれと命じるその仕草に軽率にときめく。わたしも…やられたい…マクベスにぞんざいに扱われたい…!1回目に見たときはそんなにショックを受けているように見えなくて、ただ事実を飲み込むのに必死なように見えたのですが、2回目に見たときは絶望に追いやられてどうしようもなくなっているように見えました。これもあとから知ったけど丸山くんがそのとき辿り着いたように、っていう指導があったのですね。なんか…違…う…?となっていたので鈴木さんのツイートを見て腑に落ちました。「あれもいつかは死ななければなかなかった」の「あれ」とか、ちょっと前の「病人」とか、心にぽっかり穴があいたような気分にさせられるからちょっと勘弁して欲しい…。愛があるからこそ「妻」と言えない、と後から鈴木さんもおっしゃっていたけど、ほんっとにしんどくて…!

 

マクベスの「口を開きにきたのならとっとと開いたらどうだ」…言われたい…!マクベスにぞんざいに扱われたい…!(2回目)「バーナムの森が動き出したように見えた」と報告を受けたマクベスが眼の色を変えて焦り始めて、それと同時にわたしも終わりが近づいてきている…!と焦り始めました(笑)。魔物の「バーナムの森が向かってくるまでは恐れるな」という言葉に呪われ続けたマクベスの「風よ吹け、破滅よ来い」のなんともいえない危うさ。

 

「俺の名はマクベスだ」「これ以上恐るべき名前もない」「女から生まれた貴様には倒されない」とザクザク人を斬っていくマクベス。ロスと対峙した瞬間、ロスがマクベスに跪いたもんだからあまりにも悔しくて、舞台じゃなかったらわたしがロスを刺してた。でも冷徹な目でロスの首をスパッと斬るマクベスがあまりにもかっこよかったので見ることができてよかった、舞台でよかったです。

 

ついにマクダフと向かい合うマクベス。「貴様だけは避けてきた」と言った直後に「おれのいのちには呪いがかかっている。女から生まれた者に対しては不死身だ」と強気な発言をしてみたりとなんだか情緒不安定で、マクダフが帝王切開で生まれたと知る前から何かを感じていたのかもしれない。マクダフが「女から生まれる前に自ら母の腹を裂いて出てきた」と知って途端に弱気になり、階段の踊り場で「戦う気は失せた」だなんて言っちゃうマクベス、可愛い。でも次の瞬間には斜め上にマクベス夫人の、恐らく亡霊である姿を捉えてフッと眼の色を変えて「誰が降参などするか」とマクベスマクベス夫人への愛の力はやっぱり偉大。あんなに素敵なキスシーンを見せてくれたもんね…うん…ありがとう…!マルカムとマクダフが兵を挙げたあとからマクベスの眼の色があまりにもコロコロ変わるものだから、ハート捕まれすぎてボロボロでした。

 

後ろの壁が赤い血で染まるのを見ながらこの2時間半で亡くなった人の顔を思い浮かべてどん底まで落ち込んだり、ぐっと突き刺されたマクベスの首にぎょっとしたりしている間に王位を得たマルカムのスピーチ。を少し高いところからとんでもない目で睨みつけるフリーアンス。そして暗転。

 

 

 

 

…ええええええ!そんなの!そんなの…!!!今このブログを書きながら思い出して、また鳥肌が立ちました。定期的にお風呂で思い出しては恐怖と絶望に襲われるフリーアンスの目。1回目はエッ…?と思ってる間に暗転してしまったので、2回目は予めフリーアンスがこれから立つであろう位置に双眼鏡のピントを合わせておきました。こういうことがあるとやっぱり2回目見ることができてよかったなあとしみじみ。そしてきっとこうして悲劇はまた繰り返されるのだろうなあとあらぬ想像をして勝手に落ち込む。魔物の予言はなんだかんだ全て的中しているので、フリーアンスもまた王位を得るために何かアクションを起こすのだろうか。ああ…

 

 

 

 

と溜息が漏れたマクベスでした。見ているだけで終始感情が忙しくってドッと疲れたのに、それを2時間半という長い時間をかけてノンストップで演じ切る丸山くんはじめ演者さん方の偉大さ。素人の「すごい」なんて失礼かも分からないけど、やっぱりすごい。カーテンコールでニコニコな笑顔を見てキュンとしました。1回目はお昼の公演だったので子役の子も見られたのですが、2回目に見たときは夜公演だったのでカーテンコール時には子役の子は舞台に立てず。大人に囲まれて堂々と舞台に立つ子役さん、とんでもなくかっこよかったです。

 

7/8のカーテンコールでは「当日券で来た人?」と確認、意外とたくさんいたと驚く丸山くん。「また来てくださいね」とニコニコ。7/20は「男性が多いですね」と嬉しそうな丸山くん。「マクベス初めて見た人?」「見たことあるって人?」「これからの人生でいろんなマクベスを見比べてみてください」というような内容だったと思います。捌ける直前、たくさんの拍手に包まれた丸山くんがさらに大きく広げた手をクイクイっとして拍手を煽って嬉しそうに楽しそうに笑う姿がようやくいつものスーパーアイドルの丸山くんで、とてつもなく愛おしかったです。8日のカテコの内容があまりにも薄いのですが、正直丸山くんのマクベスに圧倒されすぎて呆然としてしまって、舞台の内容の余韻に浸ってしまっていたので正直全く覚えておりません。関係者席が見える席ではなかったのでなんにも知らなかったのですが、8日は亮ちゃんとシゲが、20日はすばるくんと勝利くんが観劇してたのですね。相変わらずメンバーの舞台をきちんとチェックする仕事人関ジャニ∞さん。大好きです。

 

ここまでで約6500字!合わせて1万字以上の感想を書いたわけですが、マクベスロスが解消されたかというと全くそんなことありません。グローブ座にカメラが入ったのはライビュが行われた七夕の日だけかな…?その記録が円盤となってわたしたちの手元に届くまで、きっとわたしはマクベスから逃れられません。舞台の映像化は難しいって誰かが言っていたなあ。

 

マクベス夫妻の幸せを夢見ながらわたしは今日も明日も明後日も、また丸山くんの日めくりカレンダーを1枚1枚めくり続けます。丸山くん、舞台お疲れさま。