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だから早く君だけの僕になれ

ジャニーズとハロプロ

マクベスを見た<前編>

関ジャニ∞ 現場レポ

 

 

7月8日と7月20日に、東京グローブ座にて上演された鈴木裕美さん演出・丸山隆平くん主演のマクベスを観てきました。とんでもなく今更ですが、せっかくブログを開設したのでさらっと感想を殴り書き。ネタバレのオンパレード・むしろネタバレしかしてないです。観劇してからだいぶ時間も経ってしまったので、どこからどこまでが事実でどこからどこまでがわたしの中で作られた記憶で、とかがよく分かってない。わたしのマクベスだけ他の方が見たマクベスとはぜんぜん違う表情をしているかもしれない。と、そんな感じですがぬるっといきます。ヒウィゴー!

 

 

7/8観劇直後のわたし

……、語彙力!(笑)

 

いやでもなにがとんでもないって、なにもかもがとんでもなかったんです。もともとはこの日の1回しか観劇できない予定だったので「ストーリーについてくのに必死になってたら丸ちゃんのいろんな表情を見逃すことになる…そんなの耐えられない…!」と小説を読み、ネットであらすじを読み、いろんな方の解釈も読み、マルベスを観劇された方のネタバレもあちこちで踏み、と万全の体勢で臨んだつもりだったのですがそれでもやっぱりストーリーの哀しさにも丸山くんの美しさにも絶望する他なかった。

 

いちばんはじめのマクベス登場のシーン、次々と周りの人を斬っていく目の鋭さが素敵。何を隠そうわたしは好きな人に殺されたい願望を強く持っている人間なので(断じてエムではない)、冷たい眼で淡々と仕事をこなす丸山くんに刺されたい欲が爆発して溜息が出ました。ぐっと体に力を入れた瞬間に眉毛がキリッとなるのがすごく好き。殺した人の家族が恨みを抱えてマクベスに襲いかかってくるのを、殺したくなくて、それでも自分を守るために殺さずにはいられなくて、と葛藤するマクベスがすごく可哀想で…!「闘いは終わったんだ!」と説得を試みるも聞く耳を持たない相手を結局殺してしまって落ち込むマクベス。…からの丸ちゃん演じるマクベスの第一声

 「こんないいとも悪いとも言える日ははじめてだ」

 ひえ〜!!!ネタバレはたくさん踏んでたのでここで来ることは分かっていたし、WSでもこのセリフは取り上げられていたので心の準備は完璧だったはずだったのにうっかりここで泣いた(だいぶ早い)。ほんのり目元を赤く染めて虚ろな表情で呟くマクベスは守りたい男選手権2016下半期の優勝者だった。7月頭だったからまだあと6ヶ月あるけど。とにかくそこで一気に引き込まれました

 ちなみにここでマクベスに殺された3人がそのまま魔物になって「良いは悪いで悪いは良い」に繋がるんだけど、魔物3人の目が暗闇の中オレンジ色にぼやんと光ってるのが最高に不気味で鳥肌が立ちました。すごい…すごく良い…。最初の段階で「魔女をどう解釈したか」が演出家の鈴木さんと一致した、というのをいろんな雑誌でもパンフレットでも言っていたので魔物がどうやって表現されるかすごく楽しみだったんだけど、精神的な弱さが見せたものというふたりの解釈に、観劇してはじめて納得した。わたしが本を読んだときはマクベスマクベス夫人の中途半端な欲深さが生み出したものかなあと思ったので、マクベスが迷いながら殺した3人が魔物になったのにはすごい説得力があるなあと思いました。ていうか魔物3人のダンスの激しさが忘れられないんだけど、あとから鈴木さんのツイートで帽子の照明用とワイヤレスマイク用のバッテリーパックを装備していたと知って尊敬を通り越してちょっと引いた。魔物3人は基本出ずっぱりで、セットチェンジをしたり血糊で汚れたセットを掃除したり・マクベスの城の門番とかバンクォーの暗殺者とかの名前のない役をこなしたり、ととにかくいろんなことをされててすごく驚きました。あの方たちは役者さんじゃなくてダンサーさんなんだもんな…すごい…

 

そんな魔物に遭遇するマクベスとバンクォー、動揺したもののバンクォーとふたりでおかしな夢だと笑い合う姿はただの仲良しですごくすごく可愛かったんだけど、その直後コーダーの領主になるとロスに言い渡された・つまり魔物の予言がぴたりと当たったときのマクベス!恐怖と驚きとに包まれたのちに微かに野望を抱き始めるマクベスの表情がコロコロと移り変わるのが!好きです!

 

帰還してみんなに抱きしめられて揉みくちゃにされるマクベス、本気でムギュって抱き締められるせいで顔がべちゃっと潰されてて愛おしくってほんとに可愛いのに、そのあと次期国王にマルカムが指名されたときほんの一瞬だけとんでもなく怖い顔したのが忘れられない。すっごかった…直後いちばん最初に拍手して祝福するのもマクベスなんだけど、ニコニコしてるのに目が笑ってなくて、マルちゃんいつの間にそんなに演技が上手くなったの…ってまた泣けた

 

そしてあの!例の!キスシーンでございますよ!華麗な身のこなしでセットチェンジする魔物たちがサッとおっきなクッションをステージの真ん中にふたつ並べて置いた瞬間、手の中の双眼鏡をグッと握りしめて慌ててピントが合ってるか確認したのは絶対にわたしだけじゃないですよね?そうですよね?いいじゃんみんなで素直になろうよ!!!

 ピンク色のガウンを纏ってマクベスからの手紙を読んだマクベス夫人の一人語りがしばらく続くんだけど、マクベス夫人がほんとに可愛くて!悪妻の代表と言われてきたマクベス夫人だったけど、安藤聖さんのマクベス夫人はパンフレット等で言われていたようにほんとに愛に満ちた人でした。マクベスが大好きで、マクベスならできると・マクベスが一番だと信じて疑ってないんだなあというのがひしひしと伝わってきてほんっとに可愛かった…マクベスの弱さ優しさも理解したうえで自分がマクベスを支えられるように「自分を女でなくしておくれ・残忍な気持ちで満たしておくれ」と悪魔に懇願するマクベス夫人が健気で泣けてくるよね…こんなの無理…

 そしてマクベスマクベス夫人の再会!きつく抱き締めて頬にキスしてベッドに雪崩れ込んで、そのままキス・キス・キス!マクベス夫人のちっさな顔をすっぽりと包むように抱えるマクベスの手がおっきくて力強くてほんのり血管が浮き出ていて…!途中でマクベス夫人が体制を変えてマクベスに馬乗りになるんだけど、顔中にキスを浴びてそれでも「もっと!もっとだーー!」と足をジタバタしながら嬉しそうな高めの声でキスを強請るマクベスが最高に可愛い(抱かせろ)!

 マクベス夫人にダンカン暗殺を唆されるマクベスがどんどん不安げな表情に変わっていくんだけど、なんとか話を逸らそうと「あとで相談しよう」と言いながら終始落ち着きなくマクベス夫人の体をあちこち撫で回したり、夫人の言葉をいちいちキスで遮ろうとしては失敗したりして。すごく良いシーンなのだろうけどオアズケを喰らった大型犬みたいで可愛かったよね?そのくせしっかり前を見据えて立つマクベス夫人の背中からそっと抱きつくマクベスの腕とか、覚悟を決めたマクベスマクベス夫人の手をスッととって捌けるときのその背中とかはただの逞しい男なんだから世界一罪なヤツ…彼は真夏に限らずずっと罪…

 

ダンカンが泊まりにきた夜、食事の席を離れてひとり考え込むマクベスとそんなマクベスを追ってきて背中を押すマクベス夫人がとっても好きです。マクベス夫人に「あなたの愛はそんなものだと思うことにします」と言われて焦るマクベス is so cute。マクベスがやたらめったら「男」に拘って「男に相応しいことならなんでもやる、それ以上のことをやるのは人間ではない」と言う一方で「女」のマクベス夫人が「わたしは一旦やると誓ったなら自分の乳房を吸うかわいい赤ん坊の脳味噌をたたき出しても見せる」ときっぱり言い切ったの、「男」と「女」の対比が面白くって好き。文字にしてみたらめちゃめちゃ狂気染みてるのにそんなマクベス夫人から感じられたのはただただ強さだけだったから安藤聖さんすごい。そんなふうに強さを見せるマクベス夫人に「男の子だけ生むがいい」ってマクベスが言うの、千秋楽後に鈴木さんのツイートで語られた「子供の不在」を実感してから思い出すととんでもなくエモいな…

 

バンクォーとフリーアンス、マクベスの3人が夜中に話しているシーン、バンクォーがマクベスの企みに気付くのはこのシーンかな?それともダンカンが暗殺された直後マクベスが付き人を殺したと白状したときかな?とすごくドキドキした2回目の観劇。マクベスがフリーアンスに「おやすみ」と囁くその声があまりも優しくて「フォー!オイオイお前ら一体どんな関係だよ!!!」ってテンションが上がったけれど、マクベスには妻があったしそもそもフリーアンスは男の子でした。ごめんなさい

 

その後の短剣の幻影に翻弄されるマクベスと幻影を操る魔物役の3人の身のこなしがあまりにも美しくて引き込まれました。虚ろな目で光る短剣をフラフラと追いかけて3人に完全に身を預ける丸山くんの、指先から足先まで神経張り巡らせてる感がすごかった…ターンも綺麗でさすがジャニーズ…ってなったんだけど、そこでマクベスがジャニーズの丸山隆平だと言うことを忘れてマクベスをただマクベスとして見ていた自分にようやく気付いてびっくりした。彼こんなに表情豊かで引き込まれる演技魅せつけてくるけどアイドルなんだぜ…?マジ…?鐘の音で我に帰ったマクベスの「聞くなよ〜ダンカン」がちょっとだけ丸山隆平くんで笑ってしまったのは秘密です

 

ダンカン暗殺後、血だらけでマクベス夫人と落ち合うマクベス。すっかり気が動転したマクベスの涙声での「マクベスは眠りを殺した」「マクベスにもう眠りはない」が忘れられない。顔中にべったりと塗られた血糊とマルちゃんがかいた汗が混じった水分が髪とか顎とかを伝ってぽたぽた床に垂れてるのがほんとに涙みたいで見ていてとても辛かったです。そんなマクベスに喝をいれつつもどこか心配そうなマクベス夫人はやっぱり健気で可愛い。マクベス夫人に短剣を持ってきてしまっていることを指摘されたマクベスの手と、すっかり弱気になったマクベスを見兼ねて短剣を置きに行ったマクベス夫人の手が同じ血で濡れたまま向かい合う絵が最高にエッチだった。血だらけの自分の手を見て絶望に陥るマクベスに「ほんの少しの水できれいに消えます」ってぴしゃりと言い捨てるマクベス夫人がのちにあんな風になるなんて誰が予想した?しんど!!!

 ここまでの白シャツに黒いパンツスタイルのマクベスの衣装がいちばん好きです。腰の高さも体の厚さも浮き彫りで、溢れ出る色気が最高です。ちなみに2番目に好きなのはその次の寝起きのシーン、薄っすら割れた腹筋の見える裸に紺色のガウンを羽織っているみんな大好きなあれ

 

 

 

と、ここまで4000字ちょっと書いてきたわけなのですが、まだストーリーの1/4くらいしか追えてないですねコレ。わたし課題の4000字のレポートには大苦戦するのに…(笑)けれどバンクォーの亡霊に翻弄されるマクベスもすっかり変わってしまった目のイったマクベスもマクダフ夫人とその息子さんのやりとりも夢遊病になったマクベス夫人もロスのくずっぷりも全部全部大好きで、ちゃんとこの愛を文字に起こさないとわたしマクベスロスで死ぬと思う…。とりあえずいつまでたっても書き終わりそうにないので<前編>と名前をつけてアップしちゃいます。後編があるのかどうかは知らない。どうせわたしの備忘録でしかない。

 

サタプラでお披露目されたニューヘアーがきゅるんきゅるんなワンコみたいでとっても可愛い。前髪長めの襟足短めってそれわたしのためでしょう???わたしのために切ってくれたんでしょう???ウェブで「どうせ。」とか言っておきながら!髪型はどうしても賛否両論になるよねとかキラキラかつ闇感満載のブログ更新しておきながら!「どんなフリだよ怖いよ」とファンをビクビクさせた挙句みんなに愛されるニューヘアーを見せてくれるスーパーアイドル・丸山ポリネシアン隆平くんって本当罪なヤツ…真夏に限らず罪なヤツ(2回目)…丸山隆平さんにはこの髪型をお披露目した今日、ぜひともエゴサを目一杯楽しんで頂きたい。マルちゃんあいしてるよー!